Appleが日本時間9月15日(水)にオンラインイベント『California streaming』を開催することを正式発表しました。
イベントでは、全4機種がラインナップされるiPhone 13シリーズ、新デザインで登場するApple Watch Series 7、シリーズ最大の変更となるiPad mini 6、学生向けの低価格タブレットiPad 9、Proデザインを採用するAirPods 3の発表が報じられています。
WWDC21で発表されたiOS 15やiPadOS 15、watchOS 8、macOS Montereyといった新しいソフトウェアの配信日についても案内があるでしょう。
この記事では『California streaming』で発表が予想されるApple新製品の発表予想をまとめています。
目次
スペシャルイベントの開催日時
昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3回に分けてオンラインで開催されたAppleの新製品発表イベント。今年もオンライン形式で開催されますが、数回にまとめて開催されるようです。
オンラインイベントは日本時間9月15日(水)午前2時から開催され、イベント模様はAppleのサイト上で視聴できるほか、YouTubeでも配信されます。配信される映像はライブではなく、スティーブ・ジョブズ・シアターなどApple本社で事前収録されたものになるでしょう。
公開されたカレンダーでは、開催時間が2時〜4時までとなっています。1時間で終了することもありますが、今回は発表が予想される新OSと新商品が多いことから2時間の開催になってもおかしくないでしょう。
Appleイベント情報 | |
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開催日時 | 9月15日(水)午前2時から午前4時 |
配信ページ | https://www.apple.com/jp/apple-events/ |
YouTube | Apple |
発表が噂される新製品
イベントが3回に分けられた昨年と違って、今年のスペシャルイベントは、かなりのボリュームになることが予想されます。
発表が噂される新製品を以下にまとめています。
iPhone 13
発表が確実視されているのが新型iPhone(仮称:iPhone 13)です。今回のイベントで最も注目を集めるでしょう。
昨年発売のiPhone 12は、新デザインを採用して5Gに初めて対応するなど大規模なアップデートになりましたが、これまでの噂によれば、iPhone 13は、iPhone XSなど旧“S”モデルのようなマイナーアップデートになるようです。
画面サイズは5.4インチ、6.1インチx2、6.7インチの3種類で、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの4機種をラインナップ。
iPhone Xから不評だったディスプレイのノッチ(凹)が小型化されて、画面スクロールやゲームプレイ時に映像がなめらかに表示するリフレッシュレート120Hzに対応。カメラは超広角レンズの性能が改善されて主にビデオ撮影機能がアップデートされるようです。
iPhone 13シリーズに関する最新情報と噂はこちらの記事でどこよりも詳しくまとめています。
iPad mini 6
iPhone 13に並んで注目を集めるのは「9年の歴史のなかで最大のデザイン変更になる」と報じられているiPad mini 6です。
2012年の発売からデザインと画面サイズの変わっていないiPad miniですが、新型モデルのiPad mini 6では、デザインを大幅に変更して画面サイズも大型化するようです。
噂によれば、デザインは昨年発売されたiPad Air 4に続き、iPad Proのようなフラットエッジのボディとフラットなディスプレイを採用。ベゼルを薄くしてホームボタンを廃止することで、画面サイズが7.9インチから8.3インチになる可能性があります。
顔認証「Face ID」には移行せず、電源ボタンに指紋認証「Touch ID」を内蔵しUSB-C端子を搭載するなど“ほぼAir”なiPad mini 6になるでしょう。キーボードアクセサリ用の磁気コネクタSmart Connectorを搭載するとの噂もありますが、必然的にキーボードのサイズが小さくなるため、実現するでしょうか。
iPad 9
リモートワークやオンライン授業の需要増加によって売上を伸ばすiPadシリーズ。Appleは最も手ごろで学生からの需要が高いiPad 9もアップデートするようです。
iPad 9は現行のデザインを継続するなど、大幅なアップデートはないものの、本体が薄型化されてより高速なチップセットを搭載すると報じられています。
Apple Watch Series 7
Apple Watch Series 7は、2018年に発売されたSeries 4以来のビッグアップデートになるようです。
iPhone 12やiPad Proのようなフラットエッジの新デザインを採用するケースは41mm/45mmの2種類。現行モデルに比べてわずかに大きくなって厚みも増えますが、これまで購入したバンドをそのまま利用できるかは情報が錯綜しています。
ディスプレイはベゼルが薄くなることもあって画面サイズは16%もビッグになるようです。新しいヘルスケア機能を実現するために、センサーを追加するといった噂もありましたが、最近では来年以降に延期されるという見方が強くなっています。
AirPods 3
長期間にわたって「発売間近」と噂されてきたAirPods 3がようやく発表されるようです。
今回発表されるAirPods 3は“Pro”の後継機ではなく、2016年にオリジナル版、2019年に第2世代が発売されたエントリーモデルの後継機で新しいデザインを採用すると報じられています。
新デザインはAirPods Proのようにステム(うどんとも言われる部分)が短くなり、耳穴に挿入して利用するカナル型を採用。
映画館のような3Dサウンドが楽しめる「空間オーディオ」やステムをつまんで再生/一時停止など楽曲操作ができる「感圧センサー」に対応するものの、AirPods Proの特徴である「アクティブノイズキャンセリング」や「外部音取り込みモード」には対応しないようです。
AirPods 3に関する最新情報と噂以下の記事で詳しくまとめています。
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