日本時間12月15日、Appleが最新版のソフトウェア・アップデート「iOS 15.2」と「iPadOS 15.2」の配信を開始しました。
今回のアップデートでは、Siriを使ってApple Musicにアクセスできる新しいサブスクリプション「Apple Music Voiceプラン」やAppプライバシーレポート、ユーザーが亡くなった後にアカウントの特定のデータにアクセスしてダウンロードできる連絡先を追加できる「デジタル遺産プログラム」の追加、不具合の修正も含まれています。
iOS 15.2のアップデート内容
iOS 15.2/iPadOS 15.2のアップデート内容は以下のとおりです。
Apple Music Voiceプラン
- Siriを使ってApple Musicのあらゆる曲、プレイリスト、ステーションにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプ
- “Siriに話しかけてみてください”で再生履歴および“いいね”と“好きじゃない”に基づいたおすすめのミュージックを提案
- 曲をもう一度再生する機能で、最近再生したミュージックのリストにアクセス可能
プライバシー・Apple ID・カメラ・TV App・CarPlay
- “設定”のAppプライバシーレポートを使用して、過去7日間にAppから位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先などにアクセスされた頻度、およびネットワークアクティビティを確認することが可能
- “デジタル遺産”機能により、あなたの死後にあなたのiCloudアカウントと個人情報にアクセスできる人を故人アカウント管理連絡先として指定可能
- iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxで超広角レンズに切り替えて写真やビデオをマクロ撮影するためのマクロ撮影コントロール
- “ストア”タブで、映画をすべて1か所でブラウズ、購入、レンタル可能
- Appleマップで、右左折車線、中央分離帯、自転車レーン、横断歩道などの道路の情報が詳しく表示されるように機能を改良(対応している都市のみ)
機能向上
- iCloud+のサブスクリプション登録者が一意のランダムなメールアドレスを作成できる“メールを非公開”機能が“メール” Appで使用可能
- 省電力モード中のiPhoneを”探す”で最大5時間検出することが可能
- “株価”で、ティッカーの通貨を表示したり、チャートを表示したときに年初来のパフォーマンスを確認したりすることが可能
- “リマインダー”および“メモ”でタグの削除や名前の変更が可能
- iPadで画面の左下隅または右下隅からスワイプしてクイックメモにアクセスするための“メモ”の設定
不具合修正
- VoiceOverが動作中にiPhoneおよびiPadがロックされているとSiriが応答しないことがある問題
- 他社製の写真編集AppでProRAWの写真を表示すると、露出オーバーに見える場合がある問題
- iPhoneがロックされていると、ガレージドアを含むHomeKitシーンがCarPlayから実行されない場合がある問題
- iPadにてMicrosoft Exchangeユーザのカレンダーイベントが間違った日に表示される場合がある問題
- CarPlayで一部のAppの“再生中”情報がアップデートされない場合がある問題
- iPhone 13モデルでビデオストリーミングAppのコンテンツが読み込まれないことがある問題
- Microsoft Exchangeユーザのカレンダーイベントが間違った日に表示される場合がある問題
iOSのアップデート方法
iPhoneを「iOS 15.2」にアップデートするには、設定から「一般」→「ソフトウェアアップデート」に進んで「ダウンロードとインストール」をタップするとアップデートがスタートします。
- STEP 1
設定画面を表示
まずはiPhoneの設定画面を表示して「一般」に進んで、「ソフトウェア・アップデート」を選択しましょう。
- STEP 2
「ソフトウェア・アップデート」に進む
- STEP 3
「ダウンロードとインストール」をタップ
- DONE
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