Appleが日本時間3月9日に開催したオンラインイベント『Peek performance.』で、iPhone 13|13 Proの新色グリーンを発表し、そのなかでiOS 15.4の配信日を来週(3月14日の週)と発表しました。同バージョンでは、ついに顔認証Face IDがマスクに対応します。
今回のイベントで発表された第3世代のiPhone SEや第5世代のiPad Airといった新型モデルの発売に合わせるようです。
ビッグアップデートのiOS 15.4が来週公開
ビッグアップデートのiOS 15.4では、新機能「マスク着用時にFace IDを使用する」が追加されます。
マスク対応の顔認証Face IDでは、顔全体ではなく目の周りの特徴を認識して本人認証を行うことによって、マスクを着けたままでも本人と判別してiPhoneの画面ロックを解除できるほか、Apple Payでの支払いも可能になります。
昨年4月にリリースされたiOS 14.5では、Apple Watchのロックを解除することでマスクを着けたままでもパスコードを入力せず、iPhoneの画面ロックを解除できる新機能が追加されましたが、iOS 15.4ではApple Watchすら不要です。
さらに、同機能をオンにするとメガネをかけた状態の顔を複数登録することができるため、メガネとマスクを同時着用している場合でもスムーズに画面ロックを解除できます。
ほかにもiOS 15.4では、新しい絵文字の追加、Safariのウェブアプリ通知対応、パスワード管理機能「iCloudキーチェーン」にノート機能とパスワードの使い回しなどが疑われる危険を知らせる警告機能の非表示オプションが追加され、iCloud+で利用できる「カスタムメールドメイン」がiPhone上で設定可能になります。
また、不具合の解消によって最大120HzのアダプティブリフレッシュレートがApple標準アプリだけでなく全てのアプリで動作するようになります。映像をなめらかに表示するアダプティブリフレッシュレートはiPhone 13 Pro|13 Pro Maxでのみ利用できます。
iOS 15の新機能や変更点については以下の記事で詳しくまとめています。
コメントを残す