日本時間9月17日、AppleがApple Watch用の最新アップデート「watchOS 7」の配信を開始した。
1年ぶりの大規模アップデートでは、睡眠時間を記録したり睡眠の目標を達成するためのサポート機能を備えた待望の睡眠アプリが追加。また、iPhoneを持っていない子どもやシニアの家族もApple Watchが利用できるファミリー共有設定も利用できる。
Apple Watch Series 1/2はアップデート不可
watchOS 7にアップデート可能な機種はSeries 3以降のモデル。あす9月18日発売の「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」も対応している。
- Apple Watch Series 3
- Apple Watch Series 4
- Apple Watch Series 5
watchOS 7の主なアップデート内容
新しい文字盤
- 強力な新しいコンプリケーションが登場
- 1つのアプリで複数のコンプリケーションを表示可能に
- 自作した文字盤の共有が可能に
睡眠アプリ
- 過去1週間分の睡眠時間を確認できる「睡眠チャート」
- 睡眠記録
- 加速度センサーを使って呼吸時の動きを検知。寝ている状態と起きている状態を判断
- 睡眠時に自動でおやすみモードに
手洗い
- 手洗いを自動で検出して20秒のタイマーを開始
- 手洗いの時間が20秒未満の場合は最後まで洗うようにサポート
- 帰宅時の手洗いを促す通知機能
ファミリー共有
- Series 4以降のCellularモデルで利用可能
- 1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリング可能に
- 親のiPhoneで子どものApple Watchを管理
- 電話やFaceTimeの音声通話、メッセージ・メールの送受信、トランシーバーに対応
- カレンダーやリマインダー、写真の家族共有
- 子どもなど家族の位置を共有することも
- 緊急SOS
- Apple Watchのサイドボタンを押して緊急サービスに連絡。保護者に自動通知も
- メディカルID
- 子どものアレルギーや使用中の薬などの重要な情報を記録
- スクールタイム
- 授業中はアプリなどApple Watchの利用を制限
- 転倒検出や不規則な心拍の通知などシニア向けの機能も
- 不規則な心拍通知は現在のところ日本では利用不可
コメントを残す