毎年9月に開催されるAppleのスペシャルイベント。昨年はiPhone 11シリーズやApple Watch Series 5、第7世代のiPadといった新製品に加えてApple TV+やApple Arcadeといった新サービスも発表された。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で新型iPhone(仮称:iPhone 12)などの開発が遅れていると報じられ、Appleも新型iPhoneの発売が昨年よりも数週間遅れることを認めた異例の案内を出した。
今年はiPhone 12シリーズやApple Watch Series 6、新型iPad、まったく新しい新商品となる「AirTag」といった製品の発売が噂されるなか、今年はオンラインで開催されるであろうスペシャルイベントの開催日が10月後半になると報じられている。
Apple Watch Series 6は来週発表との噂も
Macお宝鑑定団Blogが中国サプライヤーから得た情報によるとAppleは2020年10月後半に開催予定のオンラインイベントでiPhone 12シリーズやApple Watch Series 6、紛失防止タグ「AirTag」を発表する準備を進めているとのこと。
Appleが開発している「AirTag」は、タグを付けたサイフやカギから離れるとiPhoneに通知が届いて紛失防止につながるほか、iPhoneの探すアプリからAirTagの音を鳴らしたり、他のユーザーが紛失物に近づくと持ち主の連絡先を通知したあり、拡張現実ARを使って紛失物の発見に役立つ新商品と噂されている。
また、U1チップが搭載されることで数センチの誤差で位置情報を検出できるUWB(Ultra Wide Band)に対応。Bluetoothよりもはるかに優れた精度で紛失場所を特定できるようだ。
今回の情報によればサードパーティ製の紛失防止タグと違ってiOS 14の新機能である「App Clips」と連携できる可能性があるという。App ClipsはApp Storeからアプリをダウンロードしなくても決済などアプリの一部機能を素早く呼び出せる新機能。どのように結び付くのかはわからないが、ただの紛失防止タグにはならずAppleらしい製品になるのだろう。
なお、Apple Watch Series 6についてはすでにEEC認証を通過しており新型iPadと共に来週プレスリリースで発表とも噂されている。
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