Apple Watchの目玉機能の1つである心電図の計測機能。Series 4以降のモデルでデジタルクラウンに指をのせるだけでカンタンに計測できるが認可が必要なことから日本国内では利用することができない。
しかし、今年6月にAppleが認定・登録外国製造業者リストに登録されたことから心電図機能の提供が近づいていると報じたが、新たに医療機器承認・認証を取得したという。
新型Apple Watchと共に登場?
お茶の水循環器内科によると、9月4日にAppleの家庭用心電計プログラム(30200BZI00020000)と家庭用心拍数モニタプログラム(30200BZI00021000)が医療機器承認・認証を取得したとのこと。
iPhone Maniaによると販売名は「Appleの心電図アプリケーション」と「Appleの不規則な心拍の通知プログラム」となっている。
なお、心電図機能を搭載したApple Watchを販売するには医療機器販売事業者としての許可申請が必要で販売店には薬剤師などの配置も必要になるとされている。Appleが販売業の許可を取得しているのかは現時点ではわかっていないが心電図機能の提供に向けて動いていることは間違いない。
もしかすると今秋発売が噂されている新型Apple Watchと共に日本でも心電図機能が利用可能になるかもしれない。
Apple Watchの心電図機能は専用のアプリケーションを使って手首から直接心電図を計測できるというもの。計測にはデジタルクラウンと電気心拍センサーに内蔵された電極を利用する。計測するにはデジタルクラウンに触れて30秒だけ待てば良い。
心臓が正常に鼓動しているのか、あるいは重大な合併症につながる可能性のある心房細動の兆候があるかを分類。すべての記録、それらに関連する分類、記録されたすべての症状はPDFでヘルスケアアプリケーションに保存されて医師と共有することができる。