Appleが今年秋の発売に向けて、タフさをウリにした新しいApple Watchを開発していると噂されています。
ナンバリングモデルの「Series」、特別な素材を使用した「Edition」、割安な「SE」に続く追加のモデルは、iPhoneやiPadでも展開される「Pro」の称号を受けるようです。
大きく頑丈な画面と長い電池持ちが特徴に?
BloombergのMark Gurmanは、週次で発行するニュースレターの最新号「Apple Watch Pro」にて、Proモデルの登場を報じています。
iPhone、iPad、AirPods、MacBookにおいてProモデルが展開されてきたことを考えれば、優れた性能と画面、高い販売価格といった特徴を持つProモデルがApple Watchに追加されても不思議ではありません。
主に映像制作に注力したiPhoneやiPadと違って、プロフェッショナルが使用するApple Watchはイマイチよく想像できませんが、Mark Gurmanによれば、エクストリームスポーツの競技者や激しいワークアウトのために耐久性の高いGaminのスマートウォッチを購入するようなユーザーをターゲットにしたモデルになるとのこと。
具体的な特徴として、45mmモデルに比べて約7%大型化した画面と割れても飛散しにくいディスプレイ、水泳やハイキングが強化されたトラッキング機能、より長い電池持ち、ナンバリングモデルよりもわずかに大きな46mmまたは47mmケースが挙げられています。
Editionは廃止。価格はHermèsを数万円下回る?
通常モデルのステンレススチールよりもはるかに耐久性の高いチタニウム素材が予想される頑丈なケースで登場するApple Watch Proの発売に伴い、初期モデルで18金をケースの素材に使用し、100万円以上の価格で販売して大きな話題になったApple Watch Editionは廃止が予想されています。
現行のApple Watch Editionがチタニウムケースを使用することを考えれば、自然な流れでしょう。
Apple Watch ProとナンバリングモデルのApple Watch Series 8には、前世代〜前々世代と同じ性能のS8チップを搭載し、体温センサーが搭載されるとのこと。手ごろな価格で登場する新しいApple Watch SEは、体温センサーはないものの、S8チップを搭載するようです。
販売価格は現行モデルと大きく変わらないことが予想されるとのこと。残念ながら日本では、円安の影響で7月に入った途端にApple Watchが最大3万円値上げされました。
値上げ後の価格はApple Watch SEが40,800円から、Apple Watch Series 7が58,800円からです。
Apple Watch Proの価格は、同じチタニウムを使用したApple Watch Edition 45mmモデルの119,800円を超えるのは確実でしょう。Mark Gurmanは900〜999ドルになっても驚かないとのことで、同じレート1ドル141.1円で計算すると、Apple Watch Proの価格は約126,900円から約140,900円と、Apple Watch Hermèsを数万円下回る価格になるかもしれません。
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