多くの情報が報じられている「iPhone 11」シリーズとは対照的にほとんど情報がなかった「Apple Watch Series 5」
あまりの情報の少なさから今年はアップデートが見送りになるのではないか、との見方もあったがAppleは「iPhone 11」シリーズと共にApple Watchの新型モデルを用意しているようだ。
JDIが有機ELディスプレイを供給
Appleの未発表デバイスに関して高い確度の情報を伝えるアナリストのMing-Chi Kuoによれば「Apple Watch Series 5」が今年後半に発売されるという。
これまでに発売されたすべてのモデルが毎年9月に開催されているスペシャルイベントで発表されたことを考えると、数週間後に発表される可能性が高い。なお、Appleが先日公開したベータ版の「iOS 13」から発見された1枚の画像によれば、スペシャルイベントの開催日は現地時間9月10日になるそうだ。
Kuoのレポートには「Apple Watch Series 5」に関する新機能やスペック、デザインなどに関する情報はないが、Appleが100億円を出資したジャパンディスプレイが有機ELディスプレイを供給するとのこと。供給量は2019年では15〜20%だが、2021年には70〜80%にまで増えるとしている。
なお、秋公開予定とされているApple Watch向けの次期OS「watchOS 6」では、多数の新しい文字盤が追加されるほか、Siriが「この曲の名前は?」に対応、Apple Watchから直接アプリをダウンロードできる専用App Storeの登場、計算アプリやボイスメモといった新しい標準アプリ、月経周期の管理機能、生理や妊娠可能な時期のお知らせなどの機能が追加される。