9月18日、AppleがApple Watchの最新モデル「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」を発売した。
上位モデルの「Apple Watch Series 6」は新センサーを搭載することで呼吸器と心臓が正常に機能しているかを確認できる血中酸素濃度の測定が可能。
「Apple Watch SE」はSeries 5がベースで血中酸素濃度や心電図測定、常時表示ディスプレイに対応しないことで29,800円〜の低価格で購入できる。
手ごろな“SE”か革新的な“Series 6”か
低価格の「Apple Watch SE」はApple Watch Series 5と同じケース、同じ「S5」チップを採用したモデル。
ケースの素材はアルミニウムのみ。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色から選べる。Series 3より30%大型化されたディスプレイを搭載。常時表示ディスプレイには対応しないため無操作状態が続いた場合は都度手首を上げないと時間やその他情報が確認できない。
転倒検出に対応するが血中酸素濃度アプリと心電図アプリには対応しない。健康または医療機能を必要としない場合、また子どもやシニアにApple Watchを使わせたい場合は「Apple Watch SE」を選ぶのがおすすめ。なお、watchOS 7では「ファミリー共有設定」を利用することでiPhoneを持っていない子どもやシニアの家族もApple Watchを手軽に、便利に使える。
ファミリー共有設定:Series 4以降のCellularモデルとiOS 14を搭載したiPhoneが必要。発売日時点でauのみ対応。
「Apple Watch Series 6」はApple Watch史上最もカラフルで革新的なウェルネスおよびフィットネス機能を搭載した上位モデル。
ケースの素材はアルミニウムだけでなくステンレススチールやチタニウムの3種類。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールド、チタニウム、スペースブラック、新色のブルー、(PRODUCT) RED、グラファイト(DLC)、新しくなったゴールド(PVD)をラインナップする。
ディスプレイはいつでも時間や情報が確認できる常時表示Retinaディスプレイを採用。Series 5と比べて最大2.5倍の明るさに進化(手首を下げた状態)している。
最大の特徴は革命的な新しいセンサーによって実現した血中酸素濃度の測定機能だ。
体がどれだけ酸素を取り込んで体内に供給しているのかを70〜100%間の数値として確認することで呼吸器と心臓が正常に機能しているかを判断する目安になる。なお、睡眠中など活動していないときは定期的にバックグラウンドで測定されて履歴をヘルスケアアプリで確認できる。
Series 5と比較して20%高速な充電にも対応。1.5時間でフル充電可能なため充電を忘れたときや睡眠記録を行い出かける前のわずかな時間でもより多くバッテリーを充電できる。
「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」はApple公式サイトのほか、9月23日以降はドコモやau、ソフトバンクからも購入できる。Apple公式サイトの販売価格は「Apple Watch Series 6」が42,800円から、「Apple Watch SE」が29,800円から。
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