スマートウォッチとしてApple Watchに足りないものはバッテリーの持ち時間のほかに、睡眠の時間や質などを分析して改善を促す睡眠トラッキング機能の存在を上げるユーザーが多い。
Appleはユーザーの声に耳を傾けて同機能の開発に取り組んでいると報じられたものの先月のスペシャルイベントでは発表されることはなかったが、Apple自らまだ公開されていない「睡眠」アプリの存在をリークしてしまったようだ。
Appleが睡眠アプリの存在を認めた証拠が見つかる
MacRumorsの読者Daniel Marcinkowski(@dmarcinkowski_)が、App Storeで公開されているApple Watch用アラームアプリのページに、ベータ版にも含まれていない「睡眠」アプリの存在を示唆するスクリーンショットを発見したことを報告した。
Did I just find a mention of the unannounced Sleep app for the Apple Watch? 🤔 https://t.co/J41JlCIyPI pic.twitter.com/4gor3I8AuL
— Daniel Marcinkowski (@dmarcinkowski_) October 7, 2019
スクリーンショットには、アラームを追加できるボタンとアラームごとにオン・オフできるスイッチが表示され、現行のバージョンでは確認できない「睡眠アプリで就寝時間と起床時間を設定しましょう」の説明が表示されている。
重要なのはAppleがApple Watch向けの「睡眠」アプリを開発しているという証拠が取れたこと。
早ければ先月開催されたスペシャルイベントで発表と報じられていたが、マイナーアップデートのApple Watch Series 5だけが発表されて終了した。今回の証拠によって噂がただの噂では終わらなかったということだ。
Apple Watchの睡眠トラッキング機能は、複数のセンサーを使って睡眠中の動きや心拍数、いびきを検出して睡眠データを作成し、睡眠アプリでチェックできるという。
今回のスクリーンショットで明らかになったアラームとの連携機能も備えていて、Apple Watchでアラームを鳴らして起床を促し、起きたことを検出すると自動的にアラームが解除されるそうだ。
ほかにも電車に乗っている時に便利そうな手首の振動だけで起床を促すオプションや睡眠を妨げないように就寝時に自動でおやすみモードを自動でオンにしてくれるという。また、就寝中に充電できない問題は過去に使っていたApple Watchを利用することで解消できると報じられている。
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