Bloombergによれば、Appleは将来的にApple Watchで睡眠のモニターができる機能をテストしているようだ。
この数ヶ月間、本社のあるカルフォルニア・クパチーノ周辺で、テスターと睡眠トラッキング機能を使用しており、テストが成功すれば、2020年にもApple Watchに同機能が追加される可能性があるという。
待望の睡眠トラッキング機能が追加か。バッテリーに課題も
ウェアラブル市場でApple Watchのライバルとなっている「Fitbit」では、睡眠を自動で記録し、覚醒・浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠の4段階で分析して睡眠の質をスマートフォンの専用アプリでカンタンに確認することが可能。さらに、睡眠の質を改善するレポートまで提供してくれる。
Apple Watchは明らかにこの分野で劣っているため、Appleが開発を進めているのは当然のことだ。なお、Appleは2017年に睡眠トラッキング企業のBedditを買収しており、昨年12月に睡眠時間や心拍数、呼吸やいびきなど睡眠に関するデータを測定できる新製品を発売している。Bedditの技術がApple Watchの睡眠トラッキング機能に使用されることは明らかだろう。
Apple Watchに睡眠トラッキングの新機能が追加されるのは歓迎だが、一方で心配なのはバッテリーだ。Appleは“1回の充電でバッテリーが一日中持続”と案内しており、約6〜10時間の睡眠に利用すれば1日中の持続は難しくなる。
小さいApple Watchにバッテリーの大容量化を望むことはできないが。Apple Watchがユーザーが眠ったことを検知し、今は存在しないスタンバイモードに以降することで電池の減りを減少させることはできるかもしれない。ただ、睡眠中に充電ができないため、朝起きてからの短時間で1日使えるぐらいまで充電ができる急速充電の機能は必須だ。
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