25日にスタートしたApple Pay、最も手軽に利用できる「Suica」を提供するJR東日本では、10倍以上のアクセスと100倍のSuica新規登録を記録し、一部サービスが利用できない状態になるなど期待感の高さは想像以上だったようです。
Androidで「モバイルSuica」を利用していた自分にとってケータイでのSuica利用に新鮮さは感じないものの、Apple WatchでのSuica利用はとても新鮮。期待値はとても高く、早速利用してみました。
Apple Watch、画面を下にしなくてもSuica決済は可能?
9月のスペシャルイベント後に公開されたApple Payの公式サイトを見るかぎりでは手首を裏に返し、画面を下にして改札を通り抜けることを想定しているようです。
ディスプレイ側でタッチするのは画面がキズつかないのか心配、、、保護シートを貼ろうと思った人も少なくないと思いますが、個人的に時計に保護シートを貼るのはNG。画面を下にせずApple WatchでSuicaを利用できないのか気になるところ。
自動販売機やコンビニでの決済時は時間に余裕があり、当然その場に立ち止まったままかざすため普通に利用できることはある程度想像が付きます。では、歩いたまま決済する改札でのSuica利用はどうでしょうか。
実際に改札を通ってみたところ、カンタンに改札を通れました。
ただ、最初は認識エラーにならないようビビってSuicaのタッチエリアに手首を触れるようにして改札を通ったので、今度は完全に手首を浮かした状態で改札を通ったところエラーになりました。この日は8回改札を通り抜けましたが、エラーになったのは手首を浮かしたこの1回のみでした。
ということで、Apple WatchでのSuicaを利用する場合、画面を下にしなくても決済できますが、改札を通る場合は手首をタッチエリアに触れるぐらい近づければという条件付きです。
Apple WatchでのSuica決済は新鮮でとても便利
それにしてもスマートフォンからポケットを取り出さずに改札を通れるため、買い物袋を持っている時でも両手がふさがらずにとても便利。スマートウォッチでのSuica利用はこれまでのおサイフケータイにはない、いまのところApple Payだけで利用できる特権です。
なお、Apple WatchでのApple Pay利用はiPhone 7 / 7 Plusを持っていなくてもiPhone 5以上であれば利用できます。Apple Payのために8万円以上も出して最新のiPhoneに買い換えなくても37,800円で済みます。これを機にApple Watch Series 2の購入を検討してみるのもいいかもしれません。
Apple Watch Series 2はこちらの記事で詳しくレビューしています。
コメントを残す