Apple Watchの魅力の1つは文字盤(ウォッチフェイス)を自由に変更できることにある。ミッキーマウスやトイ・ストーリー、Siriなどユニークな文字盤が利用できるが、Appleが作成した文字盤しか利用できないため物足りなさも感じる。
Appleはその物足りなさを埋めるべく、開発者が作成したサードパーティの文字盤も利用できるよう検討しているようだ。
早ければ「watchOS 5」でサードパーティの文字盤に対応?
現在開発者向けにベータ版が提供されている「watchOS 4.3.1」の文字盤を担当するフレームワークNanoTimeKitからサードパーティの文字盤のサポートを示唆する9to5Macが発見した。
記述は“This is where the 3rd party face config bundle generation would happen”(ここはサードパーティ製の文字盤を設定するところ)と書かれたプレースホルダーで正式に実装される時には何らかの値が入る。
開発者がサードパーティの文字盤を開発できるとなれば、任天堂がマリオやピカチュウの文字盤を作成したり、ジブリやドラゴンボール、ガンダム、ドラえもんなどの人気キャラクターもApple Watchの文字盤として登場するかもしれない。また、有料の文字盤をApp Storeで販売できるとなれば新たな収益源になるはずだ。
watchOS 4.3.1の段階ではまだ開発中で今後開発がキャンセルされる可能性もあるが、早ければ今秋の正式配信が予想される「watchOS 5」で実現するかもしれない。watchOS 5は、6月4日に開催される開発者向けのイベント「WWDC18」で先行発表される可能性が高い。
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