昨年発売されたApple Watch Series 7は、史上最大のディスプレイを搭載。かつてないほどの耐久性に強化され、33%も高速な充電に対応するなど、着実なアップデートを遂げました。
スマートウォッチとしての完成度を高めるアップデートになったものの、新しい健康管理機能は追加されず、フラットエッジへのデザイン刷新が見送られるなど、メガアップデートではないことから個人的には買い替えを見送ることに。
1年後の新型モデルで新しい健康管理機能の追加が噂されていたことも考慮した上での購入見送りでしたが、Apple Watch Series 8でも魅力的な健康管理機能は追加されないかもしれません。
血糖値管理機能は「2025年以降になっても不思議ではない」
未発表のApple製品に関して多数の実績を残したBloombergのMark Gurman記者が週次で発行しているニュースレターによると、Appleはグルコース・血糖値管理機能、血圧測定、体温測定といった魅力的な健康管理機能の開発に取り組んでいるものの、近い将来追加される可能性は低いようです。
体温測定は今年追加される予定だったのものの、最近はトーンダウンしているほか、血圧測定は2〜3年先に、グルコース・血糖値管理機能は2025年代の後半ーーつまり2025年以降になっても驚かないとレポートしてます。
Don’t expect any of these soon, though. Body temperature was on this year’s roadmap, but chatter about it has slowed down recently. Blood pressure is at least two to three years away, while I wouldn’t be surprised if glucose monitoring doesn't land until later in the second half of the decade.
- 引用元
- Power On
なかでも体温測定は多くの人にとって有用な機能です。
体温計を普段から携帯する人はそれほど多くないでしょう。時計型であれば脇に挟まなくてもいいため、通勤や通学途中、出張や旅行中など不調を感じた時に手首ですぐに計測できます。Mark Gurmanは2022年に体温センサーが搭載される可能性が高いとレポートしていましたが、残念ながら最新のレポートで後退した形です。
高度なグルコース・血糖値管理や血圧測定は、万人が必要とするものではないかもしれませんが、特定のユーザーに深く刺さる機能です。
専用のセンサーを用いて皮膚をとおして血液を解析することで、手間も痛みもない無採血方法を目指しているグルコース・血糖値は多くの糖尿病を患っている人が待ち望んでいる機能でしょう。
残念ながら魅力的な健康管理機能は今年も追加されることはないかもしれませんが、手に取りやすい価格帯で販売されているエントリーモデル「Apple Watch SE」の最新モデルに加えて、G-SHOCKのようなゴム素材を採用することで、さらに耐久性を高めたプロアスリート向けのモデルがラインナップされるなど、豊富なラインナップでの登場が噂されています。
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