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ドコモ、遅い・繋がらない問題ようやく発表。2023年夏までに解消へ

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Yusuke Sakakura更新日:2023/10/17 17:47
ドコモ、遅い・繋がらない問題ようやく発表。2023年夏までに解消へ

今年に入ってからドコモにおいて、つながりにくい問題が発生しています。

電波の受信状況を表すアンテナレベルは充実しているものの、通信がまったく進まない。速度制限にかかったのか?と思って確認したら数十GB残っていた、通信障害は?と思ったら発生していない、ではなぜ繋がらない?といった体験を筆者も特にここ数ヶ月で何度も体験しています。

電波はある、ギガもある、障害も起きていない、でも繋がらないといった事象は原因がわからないこともあって大きなストレスに繋がり、Twitterでも「ドコモ都市部で遅すぎる」「仕事にならない」「都市部での通信不良どうにかならないんですか?」「NTTからなんの声明もないのが不満」といった不満の声が投稿されています。

こういった事象を受けてドコモは複数回にわたって一部のメディア向けに説明会を実施。なぜかこの件に関してはメディアを選抜しており、ユーザーに広く公表しようとしない。ドコモはウェブサイトのトップページにでも掲載するべきではないでしょうか。

UPDATE:2023/07/28 17:07ドコモは一部のメディアを集めて説明会を行い、主要ターミナルや繁華街など、通信品質が低下しているエリアにおいて8月末をめどに対応を進めていると説明しました。UPDATE:2023/08/03 08:58ドコモは新宿・渋谷・池袋・新橋駅周辺で回線が遅い・つながりにくい状況を改善したと案内しています。UPDATE:2023/10/10 15:28ドコモは駅や繁華街、住宅街など全国2,000ヶ所以上の「点」と、乗降客数の多いJR・私鉄・地下鉄など全国の鉄道動線といった「線」での対策を進めており、300億円を先行投資すると案内しています。

通信が遅い・繋がらない事象についてドコモは、通信量の増加、再発開発等による基地局撤去や人の流れの変化、新しいビルの建設によるエリア変動、収容量の大きい5G専用の周波数帯で通信サービスを提供する「瞬速5G」の整備が十分でないこと、プラチナバンドなど特定周波数帯のひっ迫などが複合的な要因があると説明。

短期的な対策としてドコモは5Gのカバーエリアを拡大し、電波をつかみやすい800MHz帯のプラチナバンドを掴みづらくするなど、必要に応じて他の周波数帯に流してひっ迫を軽減する周波数の分散制御を行うことで2023年夏までの解消を目指し、長期的には瞬速5Gの整備によって解消するとしています。

筆者がこの問題に遭遇したエリアは新宿や渋谷といった都心部でしたが、ドコモは池袋や新橋、東京以外の全国都市部でも発生しており、ここ数ヶ月で増加していると案内しています。

気になるのは通信量の増加やエリア変動は他社も同じ状況であるにも関わらず、KDDIやソフトバンクにおいては同様の問題が発生していないこと。筆者も問題に遭遇した時は、povoやLINEMOに使用する回線を切り替えることで回避できていました。

ドコモでは2021年にもネットワーク整備関連でパケ詰まり問題が発生するなど、かつて最も繋がるのはドコモでしたが、特に5Gのサービス開始以降はそうとも言えない状況になっています。

なお、ドコモはahamoなどサブブランドの登場による料金値下げ・利益減少が基地局整備に与えた影響やについては否定しています。

Anonymous

5Gでアンテナがフルなのに動画がグルグルから先に進まない、何度docomoを止めてやるって思ったか。ここ迄現象が起きてるのに何も対策しない、報道も報告もしないdocomoに不信感しかない。

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