Samsungの宣言どおり今年はGalaxy Noteシリーズの最新モデルが発売されることはありませんでした。
発売しない宣言と同時に、Noteシリーズの最大の特徴であるSペンを他のモデルに拡大していく方針が発表され、フラグシップモデルの「Galaxy S21 Ultra 5G」と、折りたたみスマートフォンの「Galaxy Z Fold3 5G」にSペンが搭載されたことで、Galaxy Noteシリーズは役目を終えたかのように思えます。
最新情報によれば、2022年もGalaxy Noteシリーズの最新モデルが発売されることはなく、最後の機種となっているGalaxy Note20も年内で生産を終了するとのこと。約10年続いたNoteシリーズが廃止になるかもしれません。
Galaxy NoteシリーズはUltraに完全継承か
韓国ET NEWSがSamsungの2022年の計画のなかにGalaxy Noteシリーズが含まれていないことを確認した伝えています。さらに、昨年発売されたGalaxy Note20の生産も年内で完全に終了するとのこと。
Galaxy Note20の売り上げが継続的であることからSamsungは今も生産を続けていて今年1年で320万台を販売したようです。Sペンが移植された「Galaxy S21 Ultra 5G」と「Galaxy Z Fold3 5G」は、本体内にSペンを収納するポケットがなく、収納ポケットの付いた専用カバーを利用する必要があることからニッチな需要があり、生産を続けていたとのこと。
すでに流出している写真で確認されているように、来年2月発売が噂される「Galaxy S22 Ultra 5G」は、Noteシリーズの特徴的な箱型のデザインを継承し、Sペンの収納ポケットも内蔵されるようです。Noteシリーズのソフトウェア機能も完全に移植されると報じられるなど、報道が事実であればNoteシリーズはUltraシリーズに完全継承・吸収されるものと思われます。
Galaxy Noteシリーズは2011年10月に初代モデルが登場し、発売から5ヶ月で500万台を販売しました。日本国内ではドコモが「GALAXY Note SC-05D」として2012年4月に発売。当時、スマートフォンの画面サイズは3〜4インチが主流でしたが、Galaxy Noteは5.3インチのディスプレイを搭載していることから「Phone? Tablet? Feel Free, It’s Galaxy Note」とのキャッチコピーが付けられ、フォンとタブレットを合わせてファブレットと呼ばれたこともありました。
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