ほんの数ヶ月前までSamsungはAndroidメーカーとして最も長期的なアップデートの提供を保証していました。
しかし、Googleが昨年発売したPixel 8シリーズにおいて、iPhoneをも上回る7年間もの超長期アップデートを保証したことでSamsungは一歩後退。
おそらくSamsungはすぐに対抗するだろうと予想していましたが、そのとおり今月発売されるGalaxy S24シリーズでは、7世代のOSアップデートと7年間のセキュリティアップデートが保証されます。
環境保護の一環で長期アプデを提供
これまでSamsungは4世代のOSと5年間のセキュリティアップデートを保証していましたが、Galaxy S24シリーズでは保証期間がさらに長期化され、OSアップデートは2030年にリリースされるAndroid 21まで、セキュリティアップデートは2031年1月まで適用できます。
- 2024年:Android 15 (1世代目のアップデート)
- 2025年:Android 16 (2世代目のアップデート)
- 2026年:Android 17 (3世代目のアップデート)
- 2027年:Android 18 (4世代目のアップデート)
- 2028年:Android 19 (5世代目のアップデート)
- 2029年:Android 20 (6世代目のアップデート)
- 2030年:Android 21 (7世代目のアップデート)
- 2031年1月:セキュリティアップデート終了
スマホを長期利用するためにアップデート保証ーー特にセキュリティアップデートの長期保証は欠かせませんが、もう1つ欠かせないのが交換部品の提供です。
バッテリー交換の目安時期が約2年であることを考えると、7年間利用する場合、少なくとも2回の交換が必要になります。ただし、メーカーから部品が提供されない場合は交換することはできません。バッテリーに限らずディスプレイやカメラ、外装なども同じです。
そこでGoogleはアップデート保証に合わせて純正部品の提供も7年間を保証していますが、現時点でSamsungがGoogleと同じように部品提供を保証するのかはわかっていません。