スマートフォンで写真を撮ると通常は、色、明るさ、コントラスト等が自動調整されたJPEG形式で保存されます。
一部の機種では、RAW形式で記録して撮影後に色や明るさ、コントラスト等を細かく調整することも可能ですが、これまでSamsungのGalaxy Z FlipシリーズはRAW撮影を公式にサポートしていませんでした。
7月17日から予約受付がスタートするGalaxy Z Flip6では、ついにRAW撮影が可能になります。
RAW対応を含めてカメラが大幅改善
SamsungはRAW撮影を行うためのアプリ「Expert RAW」をGalaxy Storeで公開していますが、これまでGalaxy Z Flipシリーズでは利用できない状態が続いていました。
ところがGalaxy Z Flip6でGalaxy Storeにアクセスしたところ、Expert RAWアプリをダウンロードしてRAW撮影できるとの報告があり、実機でも確認できました。
広角・超広角レンズともにRAW撮影に対応。広角レンズでは50MP/24MP/12MPでRAW撮影できます。超広角レンズは12MPのみです。
なお、Galaxy Z Flip6はメインカメラの広角カメラが12MPから50MPまで向上し、高画素センサーを活用したピクセルビニングによる画質向上や光学相当の2倍ズームが可能に。
AIを活用した自然なボケを表現できるポートレート撮影に対応するなど、大幅なアップデートが行われていますが、RAW対応もその1つと言えそうです。
ちなみに、RAWで撮影した写真はJPEGと違って圧縮されず、1枚1枚の容量が大きくなるため、RAW撮影に興味がある場合は、512GBを選ぶことも検討しましょう。
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