Googleストアが2年ぶりにリニューアルされました。リニューアルはごく小規模なアップデートで、各製品に素早くアクセスするために用意されたナビゲーションが変更されています。
以前は画面上部にPixel、Nest、Stadia、Fitbitといったブランドが並んでいましたが、リニューアル後はスマートフォン、スマートウォッチ、スマートホーム、キャンペーンといったカテゴリに変更されています。
これに伴って製品ページへの動線も大きく変わっていて、これまではナビゲーションを選択すると、各製品にアクセスできるポップアップメニューが表示されましたが、現在はカテゴリごとのランディングページにアクセスするように変化しています。
日本を含む4カ国でリニューアルを実施
カテゴリの並び順がGoogleにとっての重要度を表しているのであれば、Google NestやChromecastなど自社ブランドが存在するスマートホームの前に、スマートウォッチを並べたことは注目すべきことでしょう。
リニューアルされたナビゲーションからスマートウォッチを選択すると、Googleが買収したFitbitの製品が5つ表示されるだけですが、噂どおり「Pixel Watch」が発売されれば、真っ先にPixel Watchが表示されるはずです。
9to5Googleによれば、Googleストアのデザイン変更はアメリカ、イギリス、ドイツ、日本でのみ実施されていて、カナダやフランス、台湾、オーストラリアでは適用されていないとのこと。当然ながらPixel Watchの販売地域と関係しているのかは分かりません。
これまでの噂によれば、Pixel Watchは一般的な腕時計と同じ丸型のディスプレイを搭載。Apple Watchとは大きく異なるデザインを採用すると報じられています。スクエア型の腕時計がどうしても気に食わない人にとっては嬉しいデザインになりそうです。
販売価格はフィットネスバンドのFitbitよりも高く設定(最も高額なFitbit Senseは299ドル)され、心拍数の計測や歩数計などのフィットネス機能が搭載される予定。さらに、FitbitとWearOSの統合も計画されていると報じられていました。
気になる発売日については5月26日と噂されていましたが、最近になって現地時間5月11日に開催されるビッグイベントGoogle I/O 2022で頭出しされたのち、Pixel 7シリーズと共に10月に発売されると情報が修正されています。
Pixel 7シリーズはマイナーアップデートになる予定で、昨年ほどのインパクトがないと予想されることから、Pixel Watchとセットで秋に発表するのでしょうか。もしかすると、昨年のPixel 6シリーズと同じように先行発表から公式発表までの長期的なマーケティングを考えているのかもしれません。
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