Apple、低価格・小型の「HomePod」今年発売か。iPhone 12はフラットデザインに
Appleは昨年8月に日本でホームミュージックスピーカー「HomePod」を発売したが、Siriの聞き取り能力やスピーカーとしての性能は他社のスマートスピーカーよりも大きく優れていたものの、36,080円という価格(Google Nest Miniを5個買ってもお釣りが来る)がネックであまり売れなかった。
スマートスピーカー市場でシェアを取れていないAppleは早ければ年内にも低価格でコンパクトな新しいHomePodを発売する可能性があるようだ。
大きさ半分の「HomePod Mini」が登場?
Bloombergが開発に詳しい情報筋から得た話として、Appleが開発中の新しい「HomePod」は現行モデルとデザインが似ているものの大きさは半分程度になると伝えている。
また、Appleは「HomePod」の弱点を改善するために、Siriを強化する目的でAI関連のスタートアップ企業を買収。スマートホーム製品の取り組みの改善や「HomePod」で利用できる音楽ストリーミングサービスを追加する予定とのこと。現在は「Hey Siri, Spotifyで音楽かけて」といった音声操作には対応していない。
iPhone 12、“5”を彷彿とさせるデザインに?
今年秋の発売が報じられている新型iPhone(仮称:iPhone 12)は5Gに対応した4機種ラインナップで、上位2機種についてはiPad Proのように角が丸みを帯び、ステンレススチールのフレームとノッチが小型化されるディスプレイがフラットな形状に変化することで「iPhone 5」を彷彿とさせるデザインになるようだ。
iPhone 12 Pro Maxになるであろう最上位機種には6.5インチよりもビッグなディスプレイが搭載されるとのこと。これまでの噂では6.7インチと報じられている。カメラはハイエンド2機種にトリプルカメラと発売されたばかりのiPad Proと同じLiDARスキャナが搭載される。下位2機種はデュアルカメラになるという。
発売日については新型コロナウイルスの影響で一部モデルが通常より数週間遅れる可能性があるとのこと。ただ、Appleはサプライヤーに大して発売日が大幅に遅れるような報告はしておらず、5月中に製品設計が完了すると伝えている。
ほかにもAppleが1年以上前から開発していた紛失防止タグ「Apple Tag」が早ければ今年中に発売される予定で、Appleがデザインしたレザースリーブと「Apple Tag」を取り付けるためのキーチェーンが同梱されるとのこと。この他にも新しいMacBook ProやApple TV、低価格のiPad、iMacも開発しているという。
- HomePod Mini
- 早ければ今年発売
- サイズは現行モデルの半分程度
- 販売価格は低く設定
- Apple Music以外の音楽サービスの音声操作にも対応?
- iPhone 12
- 5Gに対応
- 小型化されたノッチ
- 上位モデル2機種
- iPad Proのようなラウンドコーナー、フラットなフレーム採用
- iPhone 5を彷彿とさせるデザインに
- トリプルカメラ+LiDARスキャナを搭載
- 6.5インチ超のビッグディスプレイを搭載したモデルも
- 下位モデル2機種
- デュアルカメラ
- 一部機種の発売日が数週間遅延する可能性あり
- AirTags
- 早ければ今年発売される予定
- MacBook Pro
- iPad
- Apple TV
- iMac
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