Instagram(インスタグラム)は、公式ブログを通じてタイムラインの表示順序を変更する方針を明らかにしました。
これまでは(逆)時系列順に写真や動画が表示されていましたが、Facebookのように興味・関心度の高い投稿が優先表示されるとのこと。
Instagram、今後数ヶ月でタイムラインを刷新へ
Instagramに投稿された写真・動画の平均70%は見られていない
Instagramの公式ブログによると、Instagramに投稿された写真・動画の平均70%は見られていないとのこと。そのため、タイムラインの表示順序を現在の(逆)時系列順から、興味を持つと予測される投稿を順に表示するように刷新するようです。
何をもって「興味を持つと予測される投稿」と判断するのかについては、写真や動画を投稿したユーザーとの関係性、投稿のタイミングとされています。
いいねの数はもちろんのこと、動画の場合は、今年2月から再生回数が表示されるようになり、再生回数も考慮される可能性があります。
Instagramは、従来のタイムラインでは、海外の人気アーティストが深夜に投稿した写真や動画は、寝ている間の他の投稿で埋もれてしまうことがあるとしています。
アルゴリズムが導入されて刷新されたタイムラインでは、朝一にタイムラインをチェックした時でも、ユーザーが興味を持つと判断されれば上部に表示されるため、見逃しが減る可能性があります。
Instagramのタイムライン
リアルタイム性の低いInstagramへのアルゴリズム導入は歓迎される?
Twitterが、アルゴリズムを導入すると報じられた時はユーザーからの大反発がありましたが、Instagramは、TwitterやFacebookと違って画像や動画がメインのサービスであり、リアルタイム性の高いコンテンツよりも、作りこまれたコンテンツが人気の傾向にあります。
また、Instagramの人気に火をつけたのが、アーティストや俳優、女優、モデルであり、一般人とは違う時間帯に生きる人です。そういった有名人の投稿を上位に押し上げるアルゴリズムの導入は、もしかすると歓迎されるかもしれません。
なお、タイムラインの表示順の変更は、今後数ヶ月で導入されるとのこと。
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