開催日まで1ヶ月を切ったAppleの開発者向けイベント「WWDC18」では今秋リリース予定の「iOS 12」などの次期OSが先行発表される見込みだが、早くも2019年リリース予定の「iOS 13」に関する噂も出てきた。
BloombergのMark Gurman(@markgurman)が自身のTwitter投稿した情報によれば「iOS 13」ではiPad関連機能が再び大幅に強化されるようだ。
Apple Pencilの改善、ファイルアプリのアップデート、ホーム画面の再設計など
Mark Gurmanによると「iOS 13」ではiPadの大幅強化が実施される。具体的にはファイルアプリのアップデートやmacOSで採用されているアプリ内のタブ、Split Viewで同じアプリを並べて表示の有効化、Apple Pencilの改善。そしてホーム画面の再設計も含まれるようだ。
ちなみに、iOSのコードネームには世界各地にあるスキーリゾートの地域名が採用されていて最新のiOS 11.3ではイタリアのエーメット(Emet)が採用されているが、Mark Gurmanによれば「iOS 13」のコードネームはカナダ北西部のスキーリゾート地である“Yukon”が採用されるとのこと。
Somewhat. iOS 13 “Yukon” will have a big iPad-focused feature upgrade as well, including an updated Files app. some other things in the works are tabs in apps like in MacOS, same app side by side, Apple Pencil stuff. The home screen redesign is iPad focused.
— Mark Gurman (@markgurman) 2018年5月4日
Appleが現地時間6月4日に開催する開発者向けのイベント「WWDC18」では今年秋にリリース予定の「iOS 12」が先行発表される可能性が高い。昨年秋にリリースされたiOS 11でバグが多発した影響で「iOS 12」ではOSの安定化とパフォーマンスの改善に注力すると報じられ、当初、目玉機能とされていたiOS/macOSアプリの共通化・統合化も2019年以降に持ち越しと伝えられている。
「iOS 12」と「iOS 13」は、主だった新機能がなくパフォーマンスの改善に注力された「iOS 9」と、“史上最大のアップデート”としてリリースされた「iOS 10」の関係性に酷似したものになりそうだ。
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