パブリックベータ版が公開され、秋に正式公開を控えている「iOS 13」
例年どおり新型iPhoneの発売直前にリリースされる次期OSにはデータ移行に関する重要なアップデートが含まれているかもしれない。
セットアップ時のバックアップ/リストアのストレス解消か
iHelp BRのエディターFilipe Espósitoはベータ版の「iOS 13」からホームボタンを搭載した旧型のiPhoneとホームボタンがなくノッチのディスプレイを搭載した比較的新しいiPhoneの画像を発見した。
2つのiPhoneは何らかのケーブルで接続されているようだ。画像以外の情報は得られていないようだが、同氏はセットアップ時に利用されるもので、iTunesやiCloudなしでより高速なデータ移行ができるのではないかと予想している。
I’m curious about that asset found on iOS 13… it’s used (or at least should be) on the setup process. A faster way to transfer data from a device to other without iTunes or iCloud? I didn’t restored my iPhone to install iOS 13, so I don't know if this is already in use. pic.twitter.com/AjFoNTBbKl
— Filipe Espósito (@filipekids) 2019年7月3日
購入したばかりの新しいiPhoneにこれまで使っていたiPhoneのデータを移行するにはiTunesまたはiCloudに接続してバックアップしてから復元する必要がある。バックアップにもリストアにも時間がかかるため、すぐに新しいiPhoneに触りたいのにそれができないストレスがある。
多くのAndroidでは2つのスマートフォンをケーブルで接続することで高速にデータを移行することができる。iOSもようやくこれに対応するかもしれない。
1つ気になるのは2つのiPhoneを結ぶケーブルが何であるのかということ。
iOS 13に対応するすべてのiPhoneにはLightningが搭載されているため、両方がLightning端子のケーブルが必要になる。現時点でLightning to Lightningケーブルは存在しないため、Appleは今年秋以降にデータ移行用のケーブルを同梱したり、オプションとして販売するかもしれない。
ただ、この機能が最も利用されるのは今年秋に発売される新型iPhoneだろう。新型iPhoneにUSB-C端子が搭載されれば既存の「USB-C – Lightningケーブル」で対応できるがどうだろうか。
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