今年発売される新型iPhone(仮称: iPhone 11)は、昨年と同じ液晶ディスプレイを搭載した6.1インチと、有機ELディスプレイを搭載した5.8インチと6.5インチの3モデルラインナップと噂されていたが、少し異なるかもしれない。
センサーサイズの大型化で暗所撮影が改善か
Macお宝鑑定団Blogが中国の信頼出来るサプライヤー関係者から得た情報として、今年発売されるiPhoneには6.1インチと6.5インチの有機ELディスプレイを搭載した2機種が存在すると報じた。
つまり以下のようにラインナップが変更される可能性がある。
iPhone XS | iPhone XS Max | iPhone XR | |
---|---|---|---|
2018年 | 5.8インチ/有機EL | 6.5インチ/有機EL | 6.1インチ/液晶 |
2019年 | 6.1インチ/有機EL | 6.5インチ/有機EL | ?インチ/? |
iPhone 11には、「iPhone XS」、「iPhone XS Max」、「iPhone XR」の後継機が存在するようだが、今回は他の1機種に関する情報はない。ただ、「iPhone XS」の後継機が6.1インチモデルになるのであれば「iPhone XR」の後継機も画面サイズに変化があるはずだ。
6.1インチと6.5インチの有機ELディスプレイを搭載する2機種のiPhone 11にはトリプルカメラが搭載されるそうだ。
センサーサイズは現行モデルよりも大型化するとのこと。一般的にセンサーサイズが大型化すると、より多くの光を取り込めるようになり、暗い室内などでも明るい写真の撮影が可能になる。Googleの「Pixel 3」シリーズやファーウェイの「HUAWEI Mate20 Pro」などに比べるとiPhoneの夜景撮影は大きく劣っていたが、性能差がやや縮まるかもしれない。
カメラの突起も改善?
iPhone 11は現行のボディを継続採用するため、デザインに変化はないとのこと。ただし、サイズに変更があるようだ。
6.1インチ/有機ELモデルのサイズは「Galaxy S10」に近いサイズ(149.9 x 70.4 x 7.8mm)になるという。6.1インチのディスプレイを搭載する「iPhone XR」のサイズ(150.9 x 75.7 x 8.3mm)とは小さくない違いがある。
本体の厚みはいずれも「iPhone XS」や「iPhone XS Max」に比べて厚くなるとのことで片手操作はこれまでよりも難しくなるかもしれない。ただ、本体とカメラの厚みの差が小さくなるため、机に置いて操作するときのガタつきは改善されそうだ。
6.1インチモデル (iPhone XSとの比較) | 6.5インチモデル (iPhone XS Maxとの比較) | |
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本体の厚み | +0.15mm | +0.4mm |
最厚部 | -0.5mm | -0.25mm |
なお、これまでにも報じられていた双方向のワイヤレス充電と急速充電が可能なApple 18W USB-C電源アダプタはこの2機種に同梱・対応するという。
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