今年秋に発売が予想されている新型iPhone(仮称:iPhone 12)は5G対応するほか、カメラが大幅に進化すると報じられている。
デバイスの要求する性能がアップすれば、受け止めるチップセットのパワーアップが必要になるが、iPhone 12に搭載されるA14チップはiPad Proをも超える性能になる可能性があるようだ。
カメラの画像処理やARの処理性能が大幅アップか
性能を数値化できるベンチマークスコアGeekBenchにてA14チップのスコアが追加された。Apple InsiderによればA14チップのスコアが登場するのは今回が初めてとなる。
クロック周波数が3GHzを示しているA14チップが叩き出したスコアは、iPhone 11シリーズに搭載されたA13 Bionicとの比較でシングルコアが25%、マルチコアも33%向上。
今年のAndroidハイエンドスマホの多くが採用しているSnapdragon 865をも大幅に上回り、マルチコアはiPad Proが搭載*するA12Xと同等かつシングルコアは500前後も大きく上回っている。
チップセットの大幅なパワーアップによってアプリや機能、カメラなどを単体で使用した時や複数のアプリを切り替えながら使用する際の操作性がより快適になり、カメラやAR、AIにおいてはより高度な映像処理などが可能になるはずだ。
A12Xチップは2018年11月に発売された第3世代12.9インチiPad Pro、11インチiPad Proに搭載されている。
スコアの信ぴょう性は不明だが、RS-NEWSによると公開したのは数々の実績があるリーカー@IceUniverseとのこと。
なお、A14チップは7nmプロセスから5nmプロセスに進化すると報じられている。