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iPhone 12、120Hzディスプレイ搭載?見送りの可能性も

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Yusuke Sakakura更新日:2021/06/14 12:35

EverythingAppleProと数々のリーク実績があるMax Weinbachによって今年秋発売が予想されている新型iPhone(仮称:iPhone 12)のコラボレポート第3弾が公開された。今回はProモデルにフォーカスされている。

Max Weinbachのレポートによれば、iPhone 12シリーズのプロトタイプはまもなく完了する予定。6月以降にはより正確な情報が出てくる可能性があるとのこと。今回のレポートで報じられたものは後に変更される可能性はあるがメモしておきたい情報が多数報じられている。

ProMotionディスプレイxバッテリー大増量

前回のコラボレポートでは、iPhone 12 ProのCADデータが公開され、Apple Pencilを充電できる磁気コネクタまたはポートレス充電を実現するための謎の端子が発見されていた。しかし、最新のCADからは削除されており、今年発売のiPhone 12シリーズには搭載されないと伝えている。

デザインは、これまでの噂どおりフラットエッジデザインのメタルフレームと強化ガラスを組み合わせたiPhone 5のような外観になるようだ。なお、フラットエッジデザインによって耐久性は格段に向上するという。

ディスプレイは通常モデルが現行と同じ60Hzリフレッシュレートを採用するのに対して、Proモデルは120Hzの「ProMotionディスプレイ」を搭載することでスクロールやゲームなどでなめらかな映像体験が可能になるとのこと。

リフレッシュレートは1秒間における画面の書き換え数を意味する。書き換えの数が現行の2倍に増えることで消費電力も大幅に増える。消費電力を低く抑えるために常時オンではなく、起動しているアプリなどに応じて動的にレートを変化させるようだ。

さらに、バッテリーも増量される。以前はバッテリー容量が約10%増量すると報じられていたが、最新の情報ではさらに大容量のバッテリーが検討されているとのこと。

ただし、キャリブレーションが難しいため、完璧に動作しない場合はProMotionディスプレイの搭載を見送る可能性もあるようだ。90Hzは検討していないという。

顔認証「Face ID」に新技術導入

“ノッチ”の小型化と連動しているのか、顔認証「Face ID」はモジュールが小型化されるという。

小型化の一方で顔を認識できる角度がさらに広がるとのこと。ようやく机に置いた時でも正常に動作するかもしれない。ただ、iPhone 11シリーズにおいても“今までよりも遠くから使えるようになり、認識できる角度も広がりました。”とアピールされていながらまったくと言っていいほど変化はなかった。今年はどうだろうか。

なお、ソフトウェアでは新技術「ダイナミックゾーニングアルゴリズム」によって顔のパーツを追跡することで認証精度が向上するようだ。

超広角レンズはナイトモードに対応せず

大幅な進化が期待されるiPhone 12シリーズのカメラ。

Proモデルには深度測定が可能なLiDARスキャナが新たに搭載されることで、一眼レフのように背景をボカせるポートレート撮影が強化できるほか、暗所でのオートフォーカスの改善にも寄与するとのこと。

ズーム撮影は現在の2倍光学ズーム/10倍デジタルズームから3倍光学ズーム/25〜30倍デジタルズームに向上するそうだ。望遠レンズは新たにナイトモードにも対応するという。残念ながら超広角レンズはナイトモードに対応しない。

ナイトモードは長時間露光にも対応するようでPixel 4のように星空を撮れる天体写真を撮影できる可能性がある。

Pixel 4で撮影した天体写真
Pixel 4で撮影した天体写真

低照度撮影の改善にも注力するようで、大型化されたセンサー、ピクセル、改善されたソフトウェアによって低照度撮影がさらに改善され、低照度撮影時の優れたノイズ低減を実現するスマートHDRに対応するとのこと。

なお、以前Proモデルに64メガピクセルのレンズが搭載されると報じられていたが、貧弱なデュアルピクセルオートフォーカスが原因で12MPのままになるとのこと。

動画撮影においては改良されたマイクによるオーディオズームが可能になる。今年実現するかはわからないが、iPhone 13またはiOS 14以降で「ポートレートビデオ」に対応する可能性もあるようだ。

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