今年後半の発売が予想される新型iPhone(仮称:iPhone 12)では、5G対応やデザインの変更など大規模なアップデートが噂されている。
大きな変化は本体だけでなくパッケージにも及ぶかもしれない。パッケージから充電器とイヤホンが姿を消す可能性があるようだ。
パッケージの小サイズ化で運送コストも削減可能
未発表のApple製品に関して高い精度を誇るMing-Chi Kuoの最新レポートによると、5G対応でコストが増加するiPhone 12の販売価格をiPhone 11から変えないために、有線イヤホンと電源アダプタの同梱が廃止されるという。
iPhone 12は、5G対応ながらiPhone 11よりも安いモデルが存在すると報じられていた。
同梱物の削減について同様に報じていたBarclaysのアナリストは「USB-C – Lightningケーブル」が同梱されると伝えていたが、KuoはLightningケーブルについては触れていない。
初めてiPhoneを購入する人にとってはそれなりの負担になるかもしれないが、Apple公式サイトで合計4,600円〜5,600円で販売されている同梱物が廃止されれば直接的なコストが削減され、パッケージのサイズが劇的に小さくなることで運送コストも削減できる。Appleが重要視している環境問題にも良い影響を与えそうだ。
なお、数日前に20Wの電源アダプタがiPhone 12のパッケージに同梱されると報じられ、認証機関を通過していることも明らかになったが、Kuoによれば20W電源アダプタはパッケージに同梱されず別売りのオプションとして用意されるそうだ。
20W電源アダプタの発売に伴い既存の5W/18W電源アダプタは販売終了となり、今年後半には新しいiPhone SEのパッケージからも5W電源アダプタが同梱廃止になるとのこと。
これまでの噂によればiPhone 12は、5.4インチ/6.1インチx2/6.7インチの4機種ラインナップで全機種が5Gと有機ELディスプレイを搭載。デザインが大幅に変更されるようだ。
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