“顔認証が可能な距離・角度が従来よりも広がる”と説明されながらも大して変化のなかったiPhone 11シリーズの顔認証「Face ID」
Appleは今年秋に発売する「iPhone 12」でも改良を目指しているのかもしれない。
3Dセンシングカメラや6GBのメモリを搭載
BarclaysのアナリストであるBlayne Curtis、Thomas O’Malley、Baylie Harriが公開した調査ノートにて、「iPhone 12」にはリフレッシュされたTrueDepthカメラが搭載されると伝えている。
TrueDepthカメラは顔認証「Face ID」を実現するために必要なカメラシステムで、光センサーや近接センサー、投光イルミネーター、赤外線カメラ、ドットプロジェクタ、フロントカメラで構築されている。レポート内では具体的な改善の内容は記されていないが、認証精度または認証スピードの改善が期待できる。
個人的には覗き込まなくても机に置いた状態で顔認証が利用できるように改善して欲しいところだ。
なお、メインカメラは被写界深度を測定できるToFカメラによって3Dセンシングが利用できるとのこと。メモリはiPhone 11シリーズから増量された6GBが搭載される予定でいずれも他のアナリスト等が報じている内容と一致している。
「iPhone 12」シリーズでは、Lightning端子が継続採用される予定だが、2021年に発売されるiPhone 13シリーズでは、少なくとも1つのモデルにおいてLightning端子が廃止になる可能性があるそうだ。
Lightning端子の廃止についてもAppleの未発表製品に関して高い信頼を誇るMing-Chi Kuoが同様のレポートを公開しており、フルワイヤレス体験を提供すると伝えていた。
これまでの噂によると、iPhone 12シリーズは、デザインが大幅に刷新されiPhone 4ライクになるという。
ラインナップは5.4インチ、6.1インチx2、6.7インチの4機種ですべてのモデルが5Gに対応するという。チップセットは7nmプロセスから5nmプロセスに進化した「A14 Bionic」を搭載。上位モデルには3Dセンシングカメラと6GBのメモリが搭載されるものの、下位モデルにはデュアルカメラと4GBのメモリが搭載されるとのこと。
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