Appleが今年秋に発売を計画している新型iPhone(仮称:iPhone 13またはiPhone 12s)では、画面が消灯することなく常に表示状態をキープする常時表示ディスプレイ/Always On Displayに対応する可能性があるという。
常時表示ディスプレイはSamsungのGalaxyやGoogleのPixelなど多くのAndroidスマートフォンが対応する機能。スマートフォンを使っていない間でも日付や時刻、天気情報、温度、通知、電池残量が確認できる便利な機能だ。
Proシリーズはマット感が薄れた背面に?
現在のiPhoneはスマートフォンから手を離して一定時間が経つとスリープ状態になって画面が真っ暗になるが、多数のリーク実績があるEverythingAppleProとMax Weinbachによると、iPhone 13が対応する常時表示ディスプレイはトーンダウンしたロック画面のようなものになるそうだ。
時計とバッテリー残量のアイコンが常に表示される一方で、通知はバーとアイコンを使って表示され、新しい通知が届くと通知内容が一時的に表示されるという。この辺の細かい仕様はiPhone 13の発売までに変更があってもおかしくはないため話半分で聞いておく方が良さそうだ。
常時表示ディスプレイはAppleが初めて導入する技術ではなく、既にApple Watchにも導入されている技術。Apple Watch Series 5/Series 6では手首を下ろしていても、1分ごとに更新される文字盤が表示されるため常に時計として使うことができる。それ以外のApple Watchでは手首を下ろした時にスリープ状態になるため、時間を確認しようと手首をあげると文字盤が表示されるまでに少し時間がかかるため、ストレスを感じるユーザーも少なくなかった。
表示ディスプレイを実現するためにはリフレッシュレートを自由に可変できるLTPOディスプレイが導入が欠かせない。LTPOによってコンテンツに応じてリフレッシュレートを1〜120Hzまで可変させることができるため、電池を節約しながら動画やゲームなどの映像をなめらかに表示できる。
大きな変化なしと報じられているデザインについては、Proシリーズのマットな背面がより洗練されたものになり、グリップ感が増して滑りにくくなるとのこと。Pixelシリーズのような柔らかいマットになるとのことで、現在よりもマット感が薄れるのかもしれない。
カメラについては超広角レンズがアップグレードするとのこと。詳細は不明だがこれまでの噂によれば絞り値がf/2.4からf/1.8に改善され、より明るい写真が撮影可能になり、レンズが5層から6層になることで歪みが軽減されるという。
もう1つは新しいポートレートビデオの対応だ。一眼レフのように背景をぼかしながら撮影できるポートレートモードは現在写真のみ撮影できるが、iPhone 13シリーズでは動画も撮影できるとのこと。また、カメラを空に向けると天体撮影モードに切り替わり、検出した星や月を撮影できるとのこと。長時間露光の時間をさらに長くしたモードと予想される。
この他にも磁力が強力になったMagSafeが搭載されることやAirTagは3月または4月に発売、Apple Watch Series 7で噂されていた無採血での血糖値測定に対応しないと伝えている。
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