今年秋に発売される新型iPhone(仮称:iPhone 12)では、手の届きやすい通常モデルにデュアルカメラが搭載され、より高価なProモデルにはLiDARスキャナを追加した全4つのレンズが搭載されると噂されている。
さらに、1年後に発売されるiPhone 13には、LiDARスキャナを含めた全部で5つのレンズが搭載されるかもしれない。
最大64MPのカメラを搭載か
今年4月、流出したiOS 14から抽出された小型化ノッチを搭載するiPhone 12の画像を公開していたFudgeがiPhone 13に搭載されるカメラのスペックや構成についてツイートしている。
今回の情報はあくまでも開発の初期段階のものであるため、製品版で変わる可能性が高い。
大きな変化は画素数アップ。現在のiPhone 11 Pro/Pro Maxには、広角・望遠・超広角ともに12メガピクセルのレンズが採用されているが、iPhone 13では最大64メガピクセルのレンズが搭載されるとのこと。
なお、iPhone 12シリーズにおいても64メガピクセルのレンズを搭載するとの噂がある。その一方で貧弱なデュアルピクセルオートフォーカスが原因で12MPのままになるとも報じられている。
広角レンズは64メガピクセルで6倍のデジタルズームが可能。望遠レンズは40メガピクセルで光学3〜5倍ズーム、15〜20倍のデジタルズームに対応するそうだ。超広角レンズは40メガピクセルで0.25倍のズームアウトが可能になる。現在の超広角レンズは0.5倍のため、さらに引いた画角の広い写真を撮影できる。
新たにアナモフィックレンズも追加されるようだ。通常のレンズで横長のシネマスコープ映像を撮影すると上下がトリミングされてしまうが、アナモフィックレンズであれば上下をトリミングせず撮影できる。映画用フォーマットの縦横比は2.39:1だが、iPhone 13に搭載されるアナモフィックレンズは少し横が短い2.1:1となるようだ。
5つのレンズは以下のように配置されるとのこと。iPhone 12では四角形のカメラユニット内にLiDARスキャナが含まれるようだが、アナモフィックレンズが追加されるiPhone 13ではLiDARスキャナが外だしにされている。
The supposed layout, but this early on could mean nothing for 13 series final design so take with 🧂 pic.twitter.com/9JKsVPELGQ
— Fudge (@choco_bit) May 27, 2020
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