Appleが新型iPhoneを発売するまで3ヶ月を切ったかもしれない。
9月にiPhone 12sシリーズ(仮称)の発表が計画されているなど調査会社TrendForceが新型iPhoneに関する最新レポートを公開している。
カメラやディスプレイ強化も価格は同じ?
Appleが今年発売する新型iPhoneは、iPhone 13シリーズとして噂されているが、TrendForceのレポートではiPhone 12sシリーズとしている。あくまでも仮称のようだが、これまでにもiPhone 12sになるのではないかと報じられたことがあり、“13”が不吉な数字であることからスキップするのではないかとも予想されている。
まず見た目の変化については画面のノッチが小型化されるものの大きな変化はなくiPhone 12シリーズのデザインが継続されるそうだ。
iPhone 12sシリーズは全4機種のラインナップで5nmプロセスのA15チップセットを搭載。すべてのモデルがメインカメラを強化し、12 Pro Max限定だったセンサーシフト式の手ブレ補正に対応するという。
高額な2つのProモデルにはリフレッシュレート120HzディスプレイがiPhoneに初めて採用され、超広角カメラは6層レンズとなりオートフォーカスにも対応。通常モデルにはないLiDARスキャナも搭載されるとのこと。
販売価格についてiPhone 12シリーズと同じ。これまでに1TBが追加されるといった噂もあったが、残念ながらストレージの容量は昨年と変わらないという。
TrendForceは、iPhoneのメインマーケットであるアメリカやヨーロッパで新型コロナのパンデミックが落ち着くことによる景気回復と、中国のHUAWEIが禁輸措置などの影響でハイエンドスマートフォンのシェアを落としていることもあってAppleの見通しは明るく、2021年におけるiPhoneの年間総生産台数は前年比約12.3%増の2億2,300万台になるとのこと。
全体の約39%をiPhone 12sシリーズが占めると予想している。なお、販売不振が報じられていた「iPhone 12 mini」については前倒しで生産が終了したと伝えている。
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