アップルが昨年発売を開始した「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」
日本ではドコモ、ソフトバンク、auといったキャリアが回線とセットで販売を行う「キャリア版」とアップル自ら端末のみを販売する「SIMフリー版」が存在しています。
SIMフリー版は、約4ヶ月の販売停止を経て、3月31日より販売再開となりましたが、円安の影響で1万1100円の値上げが行われました。アップルは昨年11月にも8000円〜1万2000円の値上げを行っており、発売当初から約2万円も値上げされています。
この円安による値上げの影響はキャリア版のiPhone 6 / 6 Plusにも押し寄せており、既にドコモは4月1日から値上げを行っていましたが、ソフトバンクやauについても値上げを行うようです。
ソフトバンク、明日4月14日からiPhone 6 / 6 Plusを値上げへ
ロイターによると、ソフトバンクモバイルはiPhone 6 / 6 Plusの機種代金を明日4月14日から約15%程度の値上げを行うとのこと。また、auに関しても値上げを行う方針であると報じられています。
「iPhone6」と「iPhone6 Plus」の機種代金を値上げする。関係者によると、値上げ幅は15%程度で、分割払い(24回)の場合は月500円程度の値上げとなる。
引用元:ソフトバンク「iPhone6」15%程度値上げへ、円安影響 | Reuters
ただし、月月割の増額によって4月に契約した場合、実質負担金は変わらないものの、5月1日以降に契約した場合は、約1万円〜の値上げになるとのことです。
ドコモは10万以内になるようiPhone 6 / 6 Plusの値上げを実施。ソフトバンクはどうなる?
もし、ロイターが伝えるとおり15%の値上げが行われるとなれば、価格は以下のようになります(ソフトバンクオンラインショップの価格)
iPhone 6 | iPhone 6 Plus | |
---|---|---|
16GB | 70,080円 ↓ 80,592円 | 83,280円 ↓ 95,772円 |
64GB | 83,280円 ↓ 95,772円 | 94,080円 ↓ 108,192円 |
128GB | 94,080円 ↓ 108,192円 | 99,360円 ↓ 114,264円 |
既に値上げを行っているNTTドコモはモデル・容量ごとに値上げ率を変えており、2%〜14%の値上げを行っています。(ドコモオンラインショップの価格)
iPhone 6 | iPhone 6 Plus | |
---|---|---|
16GB | 73,872円 ↓ 84,240円 | 86,832円 ↓ 96,552円 |
64GB | 86,832円 ↓ 96,552円 | 97,200円 ↓ 99,792円 |
128GB | 97,200円 ↓ 99,792円 | 99,792円 ↓ 99,792円 |
割賦販売法から販売対象の製品が10万円を超える場合は、購入者の支払可能見込額を確認する(年収や世帯構成、家賃など)必要があるなど、購入の際の手続きが大変になるため、ドコモはiPhoneの販売額を10万円以内に抑えていると考えられます。
また、ソフトバンクモバイルが一番最初にiPhone 6 / 6 Plusの価格を10万円以上で発表し、後に修正した理由も割賦販売法にあるのではないかとも指摘されていました。
ドコモとの価格差を考えても、全ての容量において15%の値上げを行い、10万超えでiPhoneを販売するということはおそらく無いと思いますが、いずれにしろ購入予定の方は値上げ前の購入をオススメします
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