本日発売された「iPhone 6s / 6s Plus」には、第2世代のTouch IDが搭載されています。発表イベントでは「2倍の認証速度を実現しているんだ」とサラッとした発表になりましたが、実際に使ってみると驚きの速さを実現していました。
指紋認証が2倍高速化された第2世代「Touch ID」
まずは、従来の初代Touch IDの速さを確認しておきましょう。
iPhone 6 Plusに搭載された初代Touch IDも遅いという印象はありませんが、ホーム画面が表示されるまでにワンクッションあって速いという印象はありませんでした。
そして、第2世代のTouch IDを搭載した「iPhone 6s」はこちら。
ロック画面がほぼ見えない。ホーム画面が表示されるまでの時間は1秒以下ではないでしょうか。ワンクッションがありません。指を置くというよりも触るという感覚。まさに驚異的なスピード、爆速です。
両方並べて比較してみました。左が「iPhone 6 Plus」、右が「iPhone 6s」です。
iPhone 6s / 6s Plusが発表されたスペシャルイベントでは2倍高速化されていると明らかにされていましたが、体感速度はそれ以上のものがあります。これまで使ってきた指紋認証を搭載するスマートフォンの中で最も速いですね。
指紋の認証精度もとても良く、iPhone 6 Plusはうまく認証できないことが多々ありますが、iPhone 6sは百発百中です。気持ちいいぐらい指紋が認証されます。
ちなみに、iPhone 6s / 6s Plusでは、指紋認証の他にもCPUが70%高速化されたA9プロセッサ、下り300Mbpsに対応したLTE(国内ではドコモの下り255Mbpsが最速)や下り866MbpsのMIMOに対応したWi-Fiなど、あらゆる面で「高速化」が実現されていますが、体感速度が最も大きいのは指紋認証の高速化だと思います。
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