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2015年に発売された「MacBook」でたった1つだけのUSBを搭載、今年のiPhone 7ではイヤホン端子を廃止。アップルブランドのワイヤレスイヤホン「AirPods」を発表するなど、アップルはここ数年、自社製品の大胆なワイヤレス化を進めています。
来年発売される新製品でもワイヤレス化が進められるものと思われますが、次期iPhoneではついにワイヤレス充電を実現するかもしれません。
アップル、ワイヤレス充電モジュールの試作進めている?
日本経済新聞によると、アップルが2017年発売予定の次期iPhone向けにワイヤレス充電モジュールの試作を進めているとのこと。
最終的に採用されるかは製造を手がけるホンハイ精密工業が歩留まり率(欠陥のない部品の割合)を高められるかにかかっていると伝えています。
米アップルが2017年発売予定の「iPhone」の最新モデル向けにワイヤレス充電モジュール(複合部品)の試作を進めていると関係筋が語った。
17年はiPhone発売から10周年に当たる。関係筋は「ただし、製品が最終的にアップルの最新モデルに採用されるかは、フォックスコン(鴻海)がその後の歩留まり率を満足いく水準に高められるかに掛かっている」という。
- 引用元
- 日本経済新聞
10周年に発売される特別なiPhoneは「iPhone 8」ではない?
初代iPhoneは2007年に発売されました。来年はiPhone10周年になります。アップルは10周年目に発売するiPhoneを特別なものにするためか、2014年に発売されたiPhone 6以来、大幅なデザイン変更を行っていません。
次期iPhoneでは、iPhone 4s以来となるガラスボディが採用されると噂されており、大幅なデザイン変更と共にワイヤレス充電は大きな魅力になるかもしれません。
個人的に今のワイヤレス充電は狭いシート上にスマートフォンを置く必要があるため、あまり魅力的には感じません。ただし、アップルはワイヤレス充電に関する多くの特許を取得、その中には半径約1メートル以内に作り出された充電スポットにデバイスが入るだけで充電を行う特許も含まれています。
アップルのワイヤレス充電はスマートフォン業界にとどまらず、家電業界全体にとって革新的なワイヤレス充電になる可能性がありますが、さてどうなるでしょうか。
なお、同紙は10周年に発売するiPhoneの名称は「iPhone 8」にならず、別の名称になる可能性があると報じています。
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