昨年発売されたiPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plusがシリーズ初のワイヤレス充電に加え高速充電もサポートするなど、Appleは再びiPhoneの充電機能に注力しているが、将来的にはLightning端子を廃止しワイヤレス充電に統一する可能性もあるようだ。
「iPhone X」でも有線充電の廃止が検討されていた!?
BloombergがAppleに精通している人物から得た情報として、同社のデザイナーが将来的にiPhoneからLightning端子を含むポートやボタンを廃止したがっていると報じた。
実際にAppleはiPhone Xの開発中にLightningによる充電システムを廃止することを検討したようだが、ワイヤレス充電の充電スピードが有線充電よりも遅いため実現したなかったようだ。また、ワイヤレス充電器をパッケージに同梱することで販売価格が上がることも影響したと伝えている。
ただ、AppleはiPhone 7シリーズでイヤホン端子を廃止すると共に純正のイヤホン「AirPods」を発売。今年9月までの発売が予想される純正のワイヤレス充電器「AirPower」など、明らかにAppleはワイヤレス分野に注力している。今後、ワイヤレス充電の充電スピードが高速化しコスト面の問題も解消されれば有線充電は廃止になるかもしれない。
なお、今年秋に発売される新型iPhoneには高速充電器が同梱され、2019年発売のiPhoneではLightning端子がUSB-Cに置き換わるとの噂がある。それぞれの噂が真実であれば、ワイヤレス充電への完全移行はまだ数年先になるかもしれない。
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