本日、正式発表された「LINEモバイル」ですが、正式発表前にブロガー向けのイベントとして『LINEモバイルブロガーイベント』が開催されたので参加してきました。
LINEのキャラクターがお迎え
初めてLINEに潜入。会場前にはLINEのキャラクターがたくさん。LINEに招かれた女優さんがここで写真を撮ってるのをよく見ます。
当記事トップの画像のようにハゲたおっさんも迎えてくれました。調べたところ名前は「おじさん」で、45歳の部長。家族は妻、15歳の長男(15歳)、13歳の長女だそうです。45歳にしてはズルムケです。
LINEモバイル、サービス開始のキッカケ
なぜLINEが格安SIMサービスを始めるのか気になるところ。
LINEモバイル株式会社の嘉戸彩乃社長によると、スマートフォンの登場でコンテンツがリッチになって、生活も便利になった一方でデータ容量が無くなってしまい、 速度制限でストレスを感じているユーザーが多く存在することから、もっとスマートフォンを楽しめるように通信サービスを手がけたいという考えになったそうです。
嘉戸さんは、データ容量が無くなってしまってストレスを感じることを「パケ死」と表現していました。一瞬「え?」となりました。元々はデータ定額サービスが適用されない状態でデータ通信をしてしまって高額な請求が届くことを指すのですが、若い人の、それこそ学生の間では「パケ死」と呼んでいるようです。なるほどそういう使い方もあるのか勉強になりました。
全然関係ありませんが、以前「ドコモでパケ死したけど、救済してもらったお話し」という記事で“6,541円のパケ死。(そこまで死んでもないからパケ瀕死でしょうか・・・!”と書いたら、「それぐらいでパケ死とは言わねーよボケ死ね」と言われたことがあります。
LINEモバイルの料金プラン
LINEモバイルの料金プランは「LINEフリー」と「コミュニケーションフリー」の2種類。
LINEモバイル最大の魅力はLINE使い放題の「カウントフリー」
LINEモバイル最大の魅力は「カウントフリー」にあるようです。これは、LINEのデータ通信を通信量にカウントせず無料にするというもの。
LINEモバイルでは、LINEの動画・音声メッセージ、ビデオ通話、無料通話までもが対象になるのが大きな特徴。キャリアの音声通話を使わない人がかなり増えている中でビデオ通話と無料通話が無料というのは非常に嬉しい。さらに、「コミュニケーションフリー」ではTwitter、Facebookもカウントフリーの対象です。
AppAnnie社の調査によれば、2015年の月間アクティブユーザーランキングではLINEがiOS、Androidで1位に、Twitter、FacebookなどSNSが上位を占めているとのことで、「カウントフリー」はデータ通信量の削減にそれなりの効果があるのかもしれません。
カウントフリーの対象になるもの
LINE | トーク | テキスト及び音声メッセージの送受信 スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信 無料通話・ビデオ通話 |
タイムライン | 画面閲覧・投稿(画像・動画を含む) | |
その他 | スタンプ・着せ替えのダウンロード アカウント設定に関わるご利用 友だち一覧画面の表示・友だち追加 「その他」画面の表 | |
タイムライン画面の表示・投稿(画像・動画含む) 「ホーム」「ニュース」「通知」の画面表示 メッセージ機能のご利用 プロフィールの編集 |
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タイムライン/ニュースフィード画面の表示・投稿(画像・動画含む) 「リクエスト」「お知らせ」「その他」の画面表示 プロフィールの編集 |
※アプリだけでなく、ブラウザでの利用もカウントフリーの対象
※LINEモバイルウェブサイト(マイページを含む)もカウントフリーの対象
まだまだあるLINEモバイルの魅力
その他にもLINEモバイルだけの機能として、データ専用プランでLINEアカウントが作成できたり、「年齢認証」および「ID検索」が利用できたり(キャリアでは利用可)、月額料金に1%がLINEスタンプやきせかえを購入できるLINEポイントに還元されるサービスが提供されます。
また、データ容量をLINE上で家族・友だちにシェアできる「データプレゼント」、他社が月額有料で提供しているフィルタリングサービスを無料で利用することができます。
小ネタ:パケットはもう伝わらない。若い人は「ギガ」
ちなみに、「データプレゼント」はサービス開始前にパケットプレゼントと呼ばれていたそうですが、パケット→データに変更したそうです。若い人たちには「パケット」という表現はもう通じないようです。
スタッフの人やめ〜んずスタジオのAsukaさんと「パケットってどう表現してますか?」「データ通信量ですかねー。それでも堅苦しくてあまり使いたくない、もっとキャッチーな言い方ありませんかねー」「そういえば若い人は“ギガ”って表現してますよ」「え?ギガ?」「ソフトバンクなんかもギガ放題って言ってますよねー(正しくはUQでした。ソフトバンクは「ギガ学割」)」と話していました。
記者発表で使われた「ギガ」という表現方法に賛否あったみたいですが、テレビCMでも実際に使われていて、Twitteでも腐るほどヒットする言葉ですし、否の人もギガ=データ通信量とわかっているわけですし、まぁ、良いんじゃないでしょうか。伝われば。
LINEモバイルの気になるところ、今後について
質疑応答でLINEモバイルの気になるところを色々と聞いてきました。
MVNEはどこ?
NTTコミュニケーションズだそうです。
2万枚限定の理由は?
ソフトローンチの位置づけのため。今後拡大する予定あり。時期は未定。
LINEモバイルはどこで申し込みできるのか
リリース当初はオンラインのみ。家電量販店などでの販売も検討している。
3日間での速度制限について
公平にサービスを使ってもらうため一部制限はある。具体的な数値は非公表。
データプレゼントの有効期限は?
当月のみ。繰り越しは不可。
申し込みから発送にかかる時間は?
本人確認書類の確認が正常に終われば、申し込みの翌日発送。
LINEモバイルの今後について
容量の大きいデータプランや、LINE MUSICのフリーカウント対応、
サポートの手段は?
「トーク」「電話」「メール」の3チャネル。トークはbot対応予定。準備中。
LINEスマホの開発・販売予定は?
需要に応じて検討したい。
LINEモバイルの詳細については、本日開催された記者発表会に参加したのでこちらの記事で確認いただければと思います。LINEモバイルの申し込みはこちらからどうぞ。
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