2017年5月時点で全世界の登録ユーザーが3,800万人、月間流通総額が780億円を突破したLINEのモバイル決済・送金サービス「LINE Pay(ラインペイ)」の送金機能が11月下旬にアップデートされ、本人確認不要で利用できるようになる。
また、2017年内にはLINE Payのメイン画面にアクセスできるモアタブ(その他タブ)が全面リニューアルされる予定だ。
【更新】その後、事業方針変更により本人確認なしの個人間送金サービスの提供を見送ることが発表されました。
LINE Pay、本人確認不要で送金できる「ポチ送金」を11月下旬にリリース予定
LINE PayではLINEで繋がっている友だちや家族にLINE Pay口座から残高を送れる「送金」機能が用意されているが、不正利用を防ぐために銀行口座振替の登録、運転免許証または健康保険証をアップロードして本人確認を行わなければいけない。
11月下旬のリニューアル後は新たに「ポチ送金」が追加される。ポチ送金は本人確認が不要でLINE Payのメイン画面またはトークルームから送金できる。送金額は1日合計10万円まで、自分がブロックしている友だちやLINEに電話番号登録していない友だちには送金できない。
ポチ送金に加えて本人確認済みの利用者間でのみ利用できる「現金送金」が追加される。送金はLINE Payメイン画面から利用でき、トークルームからは利用できない。送金額は1日合計10万円まで、LINE Payを登録していない友だちや自分がブロックしている友だち、LINEに電話番号登録していない友だちには送金できない。
なお、LINEは今夏から年内にかけて大幅リニューアルを予定しているが、2017年内にLINE Payのメイン画面にアクセスできる「その他」タブも全面リニューアルされる。リニューアル後は「ウォレットタブ」となり、LINE Payでの送金・決済・残高確認・ポイント管理ができるほか、さまざまなショップやレストランで利用できるポイントカードやクーポンを統合的に管理できる。
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