Apple Watchの魅力的な機能の1つとして、同じApple IDでログインしたMacに近づくと自動で画面ロックを解除できる「自動ロック解除」機能がある。
macOS SierraとwatchOS 3で追加されたこの機能はリリース当初から好評を得ているが、次期macOSではロック画面の解除以外でも利用できる可能性があるようだ。
MacのTouch IDで利用できる認証機能がApple Watchでも?
9to5MacがmacOSの開発に精通する人物から得た情報として次期macOS 10.15ではApple Watchでより多くの認証機能が利用可能になると報じた。
次期macOSへのアップデート後、具体的にどういったシーンで利用できるかは不明だが、現在、MacBookシリーズに搭載されているTouch IDで利用できる認証機能のすべてにApple Watchが対応する可能性も考えられる。
Touch IDを搭載したMacBookでは、ユーザーアカウントの変更やApp StoreやiTunes Storeでアプリや音楽の購入、メモアプリで作成したパスワード付きメモへのアクセス、パスワード管理アプリ「1Password」など対応するサードパーティアプリのロック解除など様々なシーンで利用可能だ。
Apple WatchとMacの連携機能は2016年秋に追加されたが、長く動作が安定していなかった。認証スピードもイマイチで8桁ぐらいのパスワードなら手で入力した方が早いかもしれない。それでもMacのTouch IDと同等に利用できれば使用頻度は大幅に増えるはず。個人的には認証スピードの改善にも期待したい。
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