2026/07/17 6:39

iPad mini、過去5年間で最大の刷新か。初の有機EL搭載で10月までに発売、再値上げの可能性も

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新型iPad miniが、2023年10月までに発売される可能性があります。このモデルは、iPad miniとして初めて有機ELディスプレイを搭載し、過去5年間で最大の刷新とされています。価格は、米国で499ドルから599ドルに引き上げられた影響を受け、さらなる値上げが予想されています。これにより、日本でも約2万円の値上げがあり、最低価格は99,800円となっています。新型は、2021年モデルからデザインや画面サイズを引き継ぎつつ、チップはA17 Proに変更されますが、リフレッシュレートは60Hzのままとされています。さらに、2027年には新しいエントリーモデルやiPad Air、iPad Proの発売も予定されています。これらの動向が、今後のタブレット市場にどのような影響を与えるのか注目です。
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Y.Sakakura

iPad miniは2021年、ホームボタンを廃止したオールスクリーンデザインへ大きく生まれ変わりました。

その後、2024年にチップをA17 Proへ変更したものの、画面サイズや本体デザインは現在まで引き継がれています。

BloombergのMark Gurman氏は、Appleが準備している次期iPad miniについて「過去5年間で最大の刷新になる」と報じました。新モデルにはiPad miniとして初めて有機ELディスプレイが搭載され、早ければ今秋にも発表、10月までに発売される可能性があります。

iPad mini初の有機ELディスプレイ

コードネーム「J510」と呼ばれる新モデルは、iPad miniとして初めて有機ELディスプレイを搭載します。

有機ELは、2017年のiPhone Xや2024年のiPad Proで採用されたディスプレイ技術。画素そのものが発光するためバックライトを必要とせず、黒い部分を発光させないことで、液晶よりも深い黒を表現できます。

明るい部分と暗い部分の差が大きくなることで、映像や写真のダイナミックレンジが広がり、画質の向上が期待できます。表示内容によっては消費電力を抑えられる可能性もあります。

一方、リフレッシュレートの向上は報じられていません。別の情報ではProMotionに対応せず、現行モデルと同じ60Hzにとどまる可能性も指摘されています。

現時点で伝えられている主な変更は有機EL化のみで、画面サイズや本体デザインが変わるとの情報はありません。

「過去5年間で最大」の意味

Gurman氏は、新型iPad miniについて「過去5年間で最大となる刷新」と表現しています。

ただし、2021年に行われたオールスクリーンデザインへの刷新を上回るという意味ではなさそうです。

2021年9月に発売されたiPad miniは、オールスクリーンデザインへ刷新。ホームボタンを廃止し、画面サイズを7.9インチから8.3インチへ大型化。LightningからUSB-Cへ変更し、電源ボタンへのTouch ID内蔵や5G対応も実現しました。

2021年に発売されたiPad mini

一方、2024年モデルの主な変更は、チップをA15 BionicからA17 Proへ更新し、Apple IntelligenceやApple Pencil Proに対応したことです。本体デザインやディスプレイは2021年モデルから変わっていません。

今回の新型iPad miniは2026年10月までに発売されると報じられています。10月発売になれば、2021年9月24日に登場したオールスクリーンモデルから5年以上が経過します。

つまり、Gurman氏のいう「過去5年間」は、2021年の大規模なデザイン刷新を除いた期間を指していると考えられます。比較対象は実質的に2024年モデルとなるため、有機EL化を「過去5年間で最大」と表現しているのでしょう。

有機EL化でさらに値上げか

Appleは先月、メモリ価格の高騰などを背景に、iPadシリーズの価格を一斉に引き上げました。

米国ではiPad miniの開始価格が499ドルから599ドルへ100ドル値上げされています。国内でも約2万円値上げされ、最低価格が99,800円となったことから手軽に購入できるとは言いにくい価格になっています。

Bloombergは、有機ELディスプレイの搭載によって、新型iPad miniの価格がさらに上昇する可能性があると指摘しています。

iPadシリーズ全体では、今回の価格改定によってモデルによって最大約3割、金額では最大7万円の値上げとなりました。有機EL化によってどこまで価格が上乗せされるのかが、新モデルを選ぶうえで大きなポイントになりそうです。

Appleは将来的にiPad Airを有機EL化する計画も進めていますが、エントリーモデルのiPadについては、当面、価格を抑えやすい液晶を継続する方針です。

エントリーiPadはプロセッサを高速化

コードネーム「J581」の新しいエントリーモデルのiPadは、早ければ2027年1月から3月までに発売される予定です。

主な変更はプロセッサの高速化で、本体デザインは現行モデルを引き継ぐと報じられています。

A16チップを搭載する現行モデルは、Apple Intelligenceに対応していません。A17 Proを搭載してApple Intelligenceへの対応を実現するのか、M1以降のチップを搭載し、AIによるアプリ操作など、より高度な機能にも対応するのか注目です。

iPad AirとiPad Proは2027年春

コードネーム「J807」と「J837」の新しいiPad Airは、引き続き11インチと13インチの2サイズで展開され、2027年春の発売が予定されています。

同じ時期には新しいiPad Proも投入される見込みです。

iPad AirとiPad Proは、これまでも新生活シーズン前後の春に更新されてきました。日本では進学や就職に合わせてタブレットを購入する人も多いため、今回も買い替えや新規購入を検討しやすい時期の発売になりそうです。

2027年春には、iPhone 18、iPhone 18e、iPhone Air 2の発表も噂されています。例年よりも多くのApple製品が集中する、慌ただしい春になる可能性があります。

Bloombergは、新しいiPad AirやiPad Proと同じ時期に、Apple Pencilもアップデートされると報じています。

新モデルでは交換可能なバッテリーが採用される可能性があります。具体的な交換方法や対応するiPad、従来モデルとの違いは明らかになっていません。

折りたたみiPhoneとは価格に大きな差

画面サイズは近いものの、iPad miniと折りたたみiPhoneで購入を迷うケースは多くなさそうです。

現行のiPad miniは8.3インチのディスプレイを搭載しています。一方、Apple初の折りたたみiPhoneは、開いた状態で約7.8インチになり、iPadに近いインターフェースを採用すると予想されています。

画面サイズだけを比べれば競合する存在になりそうですが、価格帯は大きく異なります。

折りたたみiPhoneの価格は2,000ドルを超え、日本では30万円以上になると予想されています。iPad miniとの差額は約1,500ドル、日本円では20万円前後に達する可能性があります。

iPhoneシリーズの値上げ幅にもよりますが、折りたたみiPhoneを1台購入するより、iPhone 18 ProとiPad miniをそれぞれ購入した方が安くなる可能性もあります。

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情報元:Bloomberg

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