
Appleが新型iPad Airと新型iPadを発表しました。
約1年ぶりにアップデートされたiPad Airは、M3チップを搭載して3月12日に発売されます。価格は98,800円から。
M3チップ搭載の新しいiPad Airが登場、性能が大幅向上

新しいiPad Airは、M3チップを搭載することでM1モデルと比べて約2倍、A14 Bionicモデルと比べて最大3.5倍高速に動作します。
Appleによると、グラフィックス処理を多用するような高い処理能力が求められるゲームを含む、あらゆる場面でM3のスピードを実感できると説明しています。
Neural Engineの処理性能も向上しています。M1と比較してAIベースの作業が最大60パーセント高速化され、Apple Intelligenceに最適化されています。
例えば、写真に写り込んだ邪魔なものを簡単に消すことも、自然言語で写真を検索することも、動画内の特定シーンを検索して、その場面から再生することもできます。さらに、Apple Pencilで描いたラフなスケッチをAIが洗練されたイラストに書き直してくれます。
新しいiPad Airは、11インチと13インチの2サイズ展開です。
11インチモデルは持ち運びやすく外出先での使用にも適しています。一方、13インチモデルは映画・ドラマ・スポーツなどの動画視聴に最適なサイズ感となっています。

特に13インチモデルは、iPad Airのために設計された新しいMagic Keyboardと組み合わせることで、より効率的に文章作成が可能です。Apple Intelligenceを活用して文章をリライトしたり、統合されたChatGPTを使って1から文章を生成することもできます。
新しいMagic Keyboardは、従来のモデルと比べて大きなトラックパッドを搭載。また、画面の明るさや音量を調整できる14個のファンクションキーが新たに追加されました。
価格は11インチモデル用が46,800円、13インチモデル用が49,800円と、以前のモデルよりも手ごろになっています。

最も手ごろなiPadもストレージ2倍で新登場、Apple Intelligenceには対応せず
エントリーモデルのiPadもストレージ容量が2倍になり、A16チップを搭載してアップデートされました。
A16チップによって、前モデルに比べて30パーセント高速化され、A13 Bionicを搭載したiPadと比較して最大50パーセントもパフォーマンスが向上しています。さらに、ベストセラーのAndroidタブレットよりも最大6倍高速化されています。
価格は58,800円です。

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