Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XLの画像が初公開。デザインほぼ変わらず


手ごろな価格の「Google Pixel 9a」が3月19日発表と伝えられるなか、フラグシップモデルのPixel 10シリーズの画像が初めて公開されました。
画面サイズや端末の大きさも明らかになっています。
持ちやすさが向上か
多数のリーク実績があるOnLeaksによると、Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XLのデザインは前モデルと大きな違いはないとのこと。
各モデルの画面サイズと本体の大きさは以下のとおりです。
- Pixel 10:6.3インチ、152.8 x 72 x 8.6mm
- Pixel 10 Pro:6.3インチ、152.8 x 72 x 8.6mm
- Pixel 10 Pro XL:6.8インチ、162.7 x 76.6 x 8.5mm
Googleは昨年発売したPixel 9シリーズでデザインを大幅に変更したため、今年は大きさや見た目をほぼ変えずに発売する方針のようです。
唯一の変化といえるのは、エッジ部分がわずかに湾曲することで、持ちやすさが向上する点。この調整によって、フィット感がさらに改善される見込みです。
なお、大幅な期待が期待される折りたたみスマートフォン「Pixel 10 Pro Fold」の画像はまだ公開されていませんが、すでにコードネームが確認されており、今年も発売される可能性は高いです。
- Pixel 10:Frankel
- Pixel 10 Pro:Blazer
- Pixel 10 Pro XL:Mustang
- Pixel 10 Pro Fold:Rango
TSMC製のTensor G5を採用、パフォーマンス向上?
これまでの噂によると、Pixel 10シリーズには、Google Tensor G5チップが搭載されます。
従来のTensorチップはSamsungが製造していましたが、Tensor G5はTSMCへ移行する見込みです。これまでのSamsung製のTensorは、Snapdragonに比べて性能が低く、発熱とモデムの問題が指摘されていました。
Google内部から流出した情報によると、Google Pixelの返品理由として最も多いのが発熱で、発熱の改善がユーザー満足度の向上とや買い替え促進につながることをGoogleも認識していたようです。
実際、Pixel 9シリーズに搭載されたTensor G4では、モデムとパッケージング技術の改善によって、発熱問題が大幅に改善されました。
Tensor G5では、さらなるパフォーマンスの向上が期待されますが、チップの構成上、劇的な向上は期待できない可能性が指摘されています。
Tensor G5は本来Pixel 9シリーズに搭載される予定でしたが、開発の遅れによってマイナーアップデート版のTensor G4が投入されたとも報じられていました。大幅な性能向上は来年以降になるかもしれません。
Android 16搭載で8月発売か
昨年のPixel 9シリーズは、発売時にAndroid 14を搭載し、その後、Android 15が提供されましたが、今回は発売時からAndroid 16が搭載される見込みです。
Googleは6月3日にAOSPにAndroid 16をプッシュする予定のため、Google以外のメーカーがPixelシリーズよりも先にAndroid 16を搭載する可能性もあります。
Pixel 10シリーズの発売は、8月と噂されています。
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