現在、開発者に提供中のベータ版「Android Q」からも存在が確認されている「Pixel 3a」シリーズ。
すでに多くのスペックが噂として報じられているが、今度はGoogleが「Pixel 3a」シリーズのスペックを漏らしてしまったようだ。
Sargoが「Pixel 3a」、Bonitoが「Pixel 3a XL」
Redditに投稿された情報によると、アプリの公開や価格設定、テスト利用、各種レポート・統計情報の確認、レビュー管理などが行える開発者向けの「Google Play Developer Console」に2種類のコードネーム“Bonito”と“Sargo”が追加された。
いずれのコードネームもベータ版「Android Q」から発見されていて、同時期に製品名となる「Pixel 3a XL」も確認できていることからBonitoとSargoは「Pixel 3a」シリーズで間違いないだろう。
コンソールからはコードネームだけではなく一部のスペックも明らかになっている。
2機種とも上位モデルと同じ程度の3840MBのメモリを搭載。ディスプレイは“Sargo”が5.6インチ/1,080 x 2,160ピクセル/400dpiに、“Bonito”が6インチ/1,080 x 2,220ピクセル/440dpiとなるようだ。これらのスペックはこれまでに報じられている噂とも一致している。
これまでは“Bonito”がコンパクトモデルの「Pixel 3a」で、“Sargo”がビッグスクリーンの「Pixel 3a XL」であるとされていたが実際には逆だった。
Android Policeは「Pixel 3a」シリーズの発売時期となるヒントになる“PIXEL_2019_MIDYEAR”のコードも発見した。MIDYEAR−−つまり2019年の中盤にPixel 3aシリーズが発売される可能性が高い。両モデルともにAndroid 9 Pieを搭載していることからAndroid Qの正式配信時期である第3四半期(7月〜9月)までには発売されるだろう。
なお、「Pixel 3a」シリーズの販売価格は450ユーロになるとも噂されている。ホワイト、ブラックに加えて、薄紫または青が強い紫のアイリスカラーがラインナップされるようだ。
UPDATE:2019-04-06 15:08「Pixel 3a」のリンクがGoogle Storeに掲載され、その後すぐに削除された