「Pixel 4」、4Kのハンズオン動画流出。3D顔認証はマルチユーザ対応、目の開きも検出か
10月15日開催が噂されるGoogleの新製品発表会が答え合わせ会になりそうなほど情報が流出している「Pixel 4」
新たに4Kで撮影されたハンズオン動画と新たに搭載される3D顔認証の詳細がリークされた。
黒色のフレーム、90Hzのスムースディスプレイが明らかに
「Pixel 4」の4Kハンズオン動画を公開したのはベトナムのYouTuber。「Pixel 4」のカメラで撮影した写真を公開したYouTuberもベトナムだったが別人。ベトナムで実機が出回っているのかもしれない。
動画からは上下で幅の違うベゼル、Android 10の新機能ダークモードをONにしたホーム画面、リークされたテレビCMのワンシーンが示唆していたブラックでカラーリングされたマットな質感のフレーム、そこに配置されたオレンジの電源ボタン、広角レンズと望遠レンズを搭載したデュアルカメラ、噂されていたリフレッシュレートが90Hzの「Smooth Display」など「Pixel 4」のデザインや機能がはっきりと見て取れる。
「Smooth Display」の説明には、機能オンにするとバッテリーの消費量が増えるかわりにタッチ反応が改善され、アニメーションもスムーズに表示されると書かれている。通常のリフレッシュレートは60Hzのため、1.5倍なめらかに動作するようだ。
3D顔認証の詳細が明らかに
実機をもとにした情報は中国からも発信されている。fenibook(@liujianjian29)がTwitterに投稿した「Pixel 4 XL」のものと見られる写真からは6.23インチ、縦横比19:9、3,040 x 1,440ピクセル、476dpiのディスプレイと6GBのメモリ、Snapdragon 855を搭載していることがわかる。
そして、やはり3D顔認証も搭載されるようだ。説明文には顔認証を通じて画面ロックの解除や有料アプリなどが購入できること、メガネや色の薄いサングラスでも顔が認識できること、目が開いているかを検出すること、顔認証データはローカルに保存され、いつでも安全に削除できること、マルチユーザーにも対応することが書かれている。
「Pixel 4」は、昨年のPixel 3から大きく進化して10月に登場することになりそうだ。特に禁輸措置によってGoogleのアプリやサービスなどを搭載できなくなったHUAWEIのユーザーにとっては魅力的な選択肢になるはず。ただ、最も注目されていた空間ジェスチャ機能が日本では利用できない可能性があることが残念でならない。
コメントを残す