数ヶ月後の発表が噂されているGoogleの次期スマートフォン「Pixel 4」
昨年と同じくこれまでに多くの情報がリークされているが、9to5Googleが信頼できる情報筋から得た情報としてこれまでに報じられていない新たな情報を報じている。
「Pixel 4」はバッテリー容量減?
GoogleのPixel 4シリーズは、昨年と同じく「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」の2機種がラインナップされ、同じ特徴を備えているという。
フロントとバックにガラスを備えたボディの背面からはカメラが大きく突出し、前面は空間ジェスチャーを実現するSoliレーダーチップ、より安全に利用できる3D顔認証のための各種センサー(Googleは5ドルで顔データを購入している)、スピーカー、シングルレンズのフロントカメラを搭載するための大きなベゼルが備えられる。なお、背面の「G」ロゴやボディとは異なるカラーで色付けされたロック/電源ボタンは引き継がれるようだ。
ディスプレイは「Pixel 4」が5.7インチ/フルHD+、「Pixel 4 XL」が6.3インチ/クアッドHD+の有機ELで、リフレッシュレートが90Hzになるとのこと。一般的なスマートフォンのリフレッシュレートは60Hz――1秒間に画面が60回更新される。更新回数が90回に増えることでよりなめらかに映像を再生できる。Googleは「Smooth Display」と名付けるようだ。
メインカメラは2つのセンサーを搭載し、1つは高速AFを実現する位相差オートフォーカス対応の12メガピクセルレンズ、もう1つはGoogleのカメラアプリからも発見されている16メガピクセルの望遠レンズになる。奥行き情報を多段階で取得することで、背景ぼかしのクオリティを引き上げられるToFレンズを搭載するとも噂されているが、今回は言及されていない。
また、GoogleはPixel向けのデジタル一眼レフカメラのようなアタッチメントアクセサリーを開発しているという。Androidの親であるアンディ・ルービン率いるEssential Productsが開発した「Essential Phone」では、360°カメラを取り付けることができるが同じ発想なのかもしれない。
「Pixel 4」のバッテリー容量はPixel 3の2,915mAhよりも少ない2,800mAhで、「Pixel 4 XL」はPixel 3 XLの3,430mAhよりも多い3,700mAhになるそうだ。プロセッサは両機種ともSnapdragon 855を採用。メモリは4GBから6GBに増量される。ストレージの容量はアメリカでは64GBと128GBの2種類になるとのこと。
これまでにリークされているレンダリング画像からはフロントステレオスピーカーの廃止が予想されているがステレオスピーカーは継続されるという。セキュリティチップの「Titan M」、発売から3年間のOS/セキュリティアップデート保証が継続され、Google I/O 2019で発表された次世代のアシスタント機能が搭載される。
例年どおりであれば「Pixel 4」シリーズは毎年10月に開催される新製品発表イベント“Made by Google”で発表されるはずだ。
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