日本時間7月15日、GoogleがAndroid 12 ベータ3の配信を開始した。最新のベータ版には待望の全画面スクショやスマートな自動回転、テーマ変更の大幅な刷新が含まれている。
OSの新機能だけでなくPixelの標準カメラも最新版のバージョンにアップデートされ、アプリの解析結果から発売済みのPixelスマートフォンでは利用できない最大5倍のウルトラ望遠機能に対応していることが明らかになった。
Pixel 6 XL向けのズームボタンが発見
「Google Camera」の改造アプリCamera PXを提供するcstark27が、Android 12 ベータ3に含まれる最新版を解析した結果、Google CameraのズームUI向けとされるレイアウトファイルの追加実装を発見した。
追加実装はアプリに文字を表示するためのTextViewで「5x」の文字に「zoom_toggle_ultratele」のIDが割り振られていることからカメラアプリのシャッターボタンの上に表示されるズームボタンのようだ。
<TextView android:textSize=”@dimen/zoom_toggle_button_text_size” android:textColor=”@color/zoom_toggle_bar_text_color” android:gravity=”center” android:layout_gravity=”right|center_vertical|center_horizontal|center” android:id=”@+id/zoom_toggle_ultratele” android:clickable=”false” android:layout_width=”@dimen/zoom_toggle_unselected_button_size” android:layout_height=”@dimen/zoom_toggle_unselected_button_size” android:text=”5x” android:includeFontPadding=”false” android:fontFamily=”@font/google_sans_text_medium” android:textAlignment=”center”/ >
Pixelシリーズで唯一、望遠レンズを搭載するPixel 4/XLではズームボタンのラベルが1xまたは2xと表示され、超広角レンズを搭載するPixel 5は.6x、1x、2xの3つが表示される。
「5x」と表示されるパターンはなく光学5倍の望遠レンズを搭載した機種は存在しないため、今年秋に発売されるPixel 6シリーズ向けと予想されるが、現時点でIDの“ultratele”とPixel 6 XL/Proのコードネーム“raven”を結びつけるものは見つかっていない。
これまでの噂によれば「Pixel 6」は50メガピクセルの広角レンズと12メガピクセルの超広角レンズのデュアルカメラを搭載し、上位モデルの「Pixel 6 XL」は48メガピクセル/光学5倍ズームのペリスコープ型の望遠レンズも搭載すると報じられている。今回のアプリ解析はこういった噂の信憑性を高めるものになる。
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