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Android 12 ベータ3 配信開始。ついに全画面スクショ対応、顔検出で自動回転も改善

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2021/07/15 7:10
Android 12 ベータ3 配信開始。ついに全画面スクショ対応、顔検出で自動回転も改善

日本時間7月15日、Googleが今年秋に正式配信を予定している次期バージョンのAndroid 12 ベータ3を公開した。

今回のアップデートでは、リソース問題からAndroid 11での実装を断念した全画面スクリーンショットが追加。顔検出による自動回転の改善や新UI“Material You”がさらに完成に近づいている。

全画面スクリーンショット

全画面スクリーンショット

スクロールできる画面をすべてスクリーンショットで保存する場合、これまではスクロールしながら1枚ずつ撮影して1枚に繋げるといった作業が必要だったが、Android 12 ベータ3では全画面スクショを利用することで面倒な作業が不要に。

全画面スクショするには、これまでと同じように電源キーとボリュームダウンキーを同時押しした後に「キャプチャ範囲拡大」ボタンをタップすると、範囲選択画面が表示されるため、画面の一部をトリミングしたり全画面を保存することもできる。

「キャプチャ範囲拡大」ボタンをタップ
トリミング範囲を調節
画像を保存する

Googleによると、全画面スクショはほぼすべてのアプリですぐに利用できるものの、ViewベースのUIを使用していないアプリなど一部例外が存在していて開発者が新しいScrollCapture APIに対応する必要があるとのこと。今後、ベータ4ではスクロールできるListView(ベータ4)に対応し、WebViewを使用するアプリに今後対応する予定と案内している。

例えば、現時点で全画面スクショに対応していないWebViewを使用するGoogle Chromeブラウザでは「キャプチャ範囲拡大」ボタンが表示されない。

顔検出による自動回転の改善

顔検出による自動回転の改善

Android 12 ベータ3では、画面の自動回転が25%高速化しフロントカメラを使用した顔検出機能によってより正確な自動回転に対応する。

顔検出によってソファやベッドで横になりながらスマートフォンを触っている時に画面が横向きになったりせず快適にスマホを操作できるとのこと。顔検出時に使用される画像が端末に保存されたり、デバイス外に送信されることはないため安心して利用できる。

なお、改善された自動回転に対応する機種はベータ3時点でPixel 4以降のデバイスと案内されている。

新UI“Material You”が完成に近づく

新UI“Material You”がさらに進化

Android 12の最大の目玉機能は“史上最大”のデザイン変更と予告されている新しいユーザーインターフェース“Material You”にある。

ベータ2では壁紙の色を解析してスマホ全体の色も変更するコア機能に対応。ベータ3では壁紙とスタイルの編集画面が大幅にアップデートされ、新しいカラーオプションやテーマアイコン機能が追加された。

カラーオプションは選択した壁紙の色を解析した結果、最大4つのカラーを表示・選択できる機能。テーマアイコンは選んだカラーオプションに応じてアプリのアイコンが変化する機能で現時点ではGMSアプリのみ適用される。

カラーオプション
テーマアイコン
テーマアイコンを適用したホーム画面
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