良いのか悪いのかGoogleは最新機種のアピールポイントとして紹介した新機能を数ヶ月後に旧機種に提供することがよくあります。
Pixel 7の購入を見送った人にとっては嬉しいことですが、Pixel 7を購入した人は複雑な気持ちになるかもしれません。
そこでPhoneArenaが旧機種のPixelスマートフォンにも追加される新機能をGoogleから聞き出しています。
「ボケ補正」はPixel 7のみ
Google Tensorを搭載したPixelデバイスには、優れた機械学習を活用することで、ノイズを除去しながら相手の声を聞き取りやすく調整し、雑音を気にすることなく会話に集中できる機能「Clear Calling」と、出たくない音声通話が来たときにOK Googleなどのホットワード不要で“silence”と言えば着信拒否できる機能、Pixel Buds Proのヘッドトラッキング付き空間オーディオが提供されます。
さらに、目に見えないユーザーに対して、音声と触覚を使って自撮り撮影をサポートする新機能「Guided Frame」が追加され、さまざまな肌の色の微妙な違いを正確に再現して写真撮影ができる「リアルトーン」の改善も行われます。
ホーム画面に固定表示されるスナップショット(At a Glance)の改善、ボイスメッセージの文字起こしはGoogle Tensorを搭載していないPixelデバイスも含めて提供されるとのこと。
昨年の消しゴムマジックに匹敵する魅力的な新機能の「ボケ補正」は残念ながらPixel 7シリーズだけで利用できるようです。
理由は明らかにされていませんが、消しゴムマジックは旧機種で実現可能にも関わらず制限され、Pixel 6aのディスプレイもリフレッシュレート90Hz仕様にも関わらず、ソフトウェアで60Hzに制限されています。ボケ補正も同様に戦略上の理由で制限されているのでしょう。
不満の多いディスプレイ指紋認証の穴埋めをする顔認証も例外ではないようです。
何度も伝えられてきたように、GoogleはPixel 6 Proのフロントカメラと第1世代のGoogle Tensorを活用して顔認証をテストしてきました。アップデートによって顔認証が追加されても不思議ではありませんが、Googleは現時点で共有できることは何もないと答えたとのこと。
コメントを残す