Googleが誤って新色ポースレンや3D画像を公開した「Pixel 8 Pro」と「Pixel 8」の発表まで1ヶ月を切りました。すでに米認証も通過するなど発売までの準備が着々と整っています。
これまでに本体の形状やカラー、本体の大きさ、画面サイズ、音の消しゴムマジック、合成によるベストなグループショットなどの新機能、大幅性能アップになるGoogle Tensor G3チップ、OSアップデートの大幅延長など多くのことが明らかになっており、イベントで最も注目されるのは価格設定です。
今月に入って欧州では約3割の値上げになるとも報じられましたが、今回はより現実的な価格情報が報じられています。
Pixel 8は約2割の値上げか
hotukdealsがイギリスを含む欧州で販売されるPixel 8およびPixel 8 Proの価格と容量情報を入手したと報告しています。
Pixel 8は128GBが799ユーロ、256GBが859ユーロ。カラーはブラック、グレーグリーン、ピンクの3色。Pixel 8 Proは128GBが1,099ユーロ、256GBが1,159ユーロ、512GBが1,299ユーロに設定されるとのこと。
Pixel 8は最大150ユーロ、Pixel 8 Proは最大200ユーロでどちらも約2割の値上げです。なお、カラーについてはGoogle Store限定カラーが用意されるかもしれないとのこと。
- Pixel 8
- 128GB:€649→€799
- 256GB:€749→€859
- Pixel 8 Pro
- 128GB:€899→€1,099
- 256GB:€999→€1,159
- 512GB:€???→€1,299
GoogleがPixel 7シリーズで導入している独自の為替設定を元に日本価格を計算すると、Pixel 8の128GBは約15,000円値上げの約97,500円、256GBは約11,000円値上げの約109,000円になります。Pixel 8 Proは128GBは35,600円値上げの約159,900円、256GBは約21,400円値上げの約161,100円です。
Pixel 7シリーズ発表時の為替設定は1ユーロ140円前半でしたが、Googleの為替設定はPixel 7が1ユーロ122円または127円、Pixel 7 Proが1ユーロ138円または139円と割安に設定されていました。
日本の価格設定はかなり優遇されていますが、その方針もいつまで続くかわかりません。Pixelの販売台数・シェアは以前よりも上向いていて、間違いなく割安な価格設定が好調の要因になっています。もう少し続けて欲しいところですが、Pixel 7も128GBが7,700円、256GBが12,100円の値上げされており、現在は1ユーロ150円後半まで円安が進んでいることを考えると、日本でも大幅に値上げされても不思議ではありません。
ただ、Pixel 8 Proにおける最大35,600円の値下げはさすがにないと思いますがどうでしょうか。今後も価格のリークは続くと思いますが、おそらく日本での価格は当日まで明らかにならないでしょう。