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Pixel 9のプロモ動画流出。動画の超解像ズームや集合写真のAI生成など新機能判明

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Yusuke Sakakura公開日:2024/07/26 23:25

Googleが8月14日に発表するPixel 9シリーズのプロモーション資料に続いて、今度はプロモーション動画が流出しました。

これまで機能の存在と断片的な情報が報じられていたGoogle AIの詳細が明らかになっています。

約50秒のプロモーション動画の最初に登場するのは「Ask Gemini」です。

カメラで冷蔵庫の中を撮影してチャットボットAIのGeminiに「この材料で何が作れる?」と聞くと、ボリュームがありながらヘルシーな豆とビーツのハンバーガーのレシピが提案されます。

カメラで撮影Geminiに質問を投げるGeminiが回答する
Ask Gemini

次は“Pixelが覚えているからあなたは覚えていなくても良い”と呼びかける「Pixel Screenshots」です。

何らかのアプリでスクリーンショットフォルダを開いて、画面下部の検索窓にワードを打ち込むと関連したスクリーンショットが表示されます。

例えば、友だちに教えてもらった良いレストランをスクショでメモしておいて、〇〇に教えてもらったレストランってどこだっけ?と検索するだけで瞬時に見つけられるかもしれません。

メッセージをやり取りしたアプリがLINEなのかインスタなのかXなのかを特定する必要もないので便利に使えそうです。

Pixel Screenshots
Pixel Screenshots

次はカメラです。

フロントカメラを写したあと、背面に返してメインカメラに移動して“Pro-level camera”のメッセージ表示されますが、これはフロントカメラとメインカメラともにプロレベルであるとのアピールでしょう。

これまでの噂によれば、Pixel 9 Pro / 9 Pro XLの2機種には、メインカメラと同じイメージセンサーがフロントカメラにも搭載されます。

フロントカメラは自分の姿を確認しながら撮影できるため、自撮りやグループショットではよく活用しますが、メインカメラと比較すると画質が大きく劣る問題を抱えていました。

カメラ機能では、これまで写真撮影時のみ利用できた超解像ズームが動画にも対応します。

超解像ズームは同時に記録した複数のフレームを合成したり、ズーム時に失われるディテールをAIで補正し、ノイズも低減することで遠くの被写体もくっきり撮影できる機能。

動画の場合は1コマずつ補正する必要があることから高い処理能力が要求されますが、最新チップのGoogle Tensor G4によって可能になるものと思われます。

超解像ズームが動画に対応
超解像ズームが動画に対応

これまでにも報じられていた「Add Me」は、昨年登場したベストテイク(目が半開きになるなど、残念な表情を撮影後に交換できる機能)に続く集合写真の問題を解消する機能です。

Pixel 9 Pro / 9 Pro XLのフロントカメラがどれだけ良くなったとしても画角に収まらない問題は解決しようがありません。

そこで新しい撮影モードのAdd Meを使って、まずは2人で写真を撮影したあとにカメラマンを交代して撮影すると2枚を合成して集合写真を生成します。

2枚目を撮影する際は1枚目のゴーストを確認しながら撮影できるため、合成後に人が被っていたなどの問題は起きないようです。画像データを自然に合成するためにAIも活用されているはずです。

1枚目を通常撮影撮影者を交代して2枚目を撮影
1枚目のゴーストを確認しながら撮影できる

動画の超解像ズームとAdd Meの際には「Coming soon. Not Available for all cameras, apps, or model」との注意書きが表示されることから発売後のアップデートで提供される可能性や、一部のカメラ・アプリ・機種に限定される可能性があります。

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