Googleが2024年の最新スマートフォン「Google Pixel 9」と「Google Pixel 9 Pro」を発表しました。
Pixel 9は少し早く8月22日(木)に発売され、少し遅れてPixel 9 Proは9月4日(水)に発売されます。
発売までは少し期間がありますが、すでに予約受付がスタートしているため、発売日にゲットするならすぐにどちらを購入するのか決めてしまいたいところ。
そこでこの記事では、自分にとって最適な機種を選ぶためにPixel 9とPixel 9 Proの違いを比較したので、ぜひ購入の参考にしてください。
Pixel 9とPixel 9 Proの違いを比較
Pixel 9 | Pixel 9 Pro | |
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デザイン | ||
素材 |
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サイズ |
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重さ | 198 g | 199 g |
ディスプレイ |
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カメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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AI |
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チップセット |
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メモリ | 12GB | 16GB |
バッテリー |
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ワイヤレス充電 |
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SIM |
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5G | Sub6 | Sub6 |
Wi-Fi |
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Bluetooth | 5.3 デュアルアンテナ | 5.3 デュアルアンテナ |
FeliCa | ◯ | ◯ |
防水・防じん | IP68 | IP68 |
USB | 3.2 Gen 2 | 3.2 Gen 2 |
セキュリティ |
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センサー |
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位置情報 |
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アップデート保証 |
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同梱品 |
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価格と容量
Googleストアの価格はPixel 9が128,900〜、Pixel 8 Proが159,900〜に設定されています。
差額は31,000円。Pixel 8とPixel 8 Proは47,000円だったので差額はかなり小さくなりました。ちなみに、512GBを選べるのはPixel 9 Proのみです。
端末の返却を条件に安く購入できるドコモ、au、ソフトバンクからも購入できます。
Pixel 9
docomo | ||
容量 | 128GB | 256GB |
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機種代金 | 148,060円 | 167,090円 |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却59,620円毎月の支払額2,592円/月 | ▼23ヶ月目に返却89,210円毎月の支払額3,878円/月 |
au | ||
容量 | 128GB | 256GB |
機種代金 | 114,200円 | 164,800円 |
新規契約 | ||
負担金 | 端末返却で11,047円毎月の支払額480円/月 | 端末返却で66,000円毎月の支払額2,869円/月 |
機種変更 | ||
負担金 | 端末返却で-10,953円毎月の支払額-476円/月 | 端末返却で44,000円毎月の支払額1,913円/月 |
のりかえ | ||
負担金 | 端末返却で47円毎月の支払額2円/月 | 端末返却で55,000円毎月の支払額2,391円/月 |
SoftBank | ||
容量 | 128GB | 256GB |
機種代金 | 151,200円 | 165,600円 |
新規契約 | ||
負担金 | ▼13ヶ月目に返却32,706円▼25ヶ月目に返却50,424円毎月の支払額3円/月 | ▼13ヶ月目に返却79,110円▼25ヶ月目に返却86,160円毎月の支払額3,870円/月 |
機種変更 | ||
負担金 | ▼13ヶ月目に返却32,706円▼25ヶ月目に返却50,424円毎月の支払額3円/月 | ▼13ヶ月目に返却79,110円▼25ヶ月目に返却86,160円毎月の支払額3,870円/月 |
のりかえ | ||
負担金 | ▼13ヶ月目に返却32,706円▼25ヶ月目に返却50,424円毎月の支払額3円/月 | ▼13ヶ月目に返却57,126円▼25ヶ月目に返却71,504円毎月の支払額2,038円/月 |
容量 | 128GB | 256GB |
機種代金 | 128,900円 | 143,900円 |
Pixel 9 Pro
docomo | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
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機種代金 | 185,350円 | 202,730円 | 225,940円 |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却102,190円▼12ヶ月目に返却76,857円毎月の支払額4,443円/月 | ▼23ヶ月目に返却119,570円▼12ヶ月目に返却85,932円毎月の支払額5,198円/月 | ▼23ヶ月目に返却144,100円▼12ヶ月目に返却98,725円毎月の支払額6,265円/月 |
au | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 179,900円 | 194,900円 | 214,900円 |
新規契約 | |||
負担金 | 端末返却で80,800円毎月の支払額3,513円/月 | 端末返却で88,800円毎月の支払額3,860円/月 | 端末返却で98,800円毎月の支払額4,295円/月 |
機種変更 | |||
負担金 | 端末返却で58,800円毎月の支払額2,556円/月 | 端末返却で66,800円毎月の支払額2,904円/月 | 端末返却で76,800円毎月の支払額3,339円/月 |
のりかえ | |||
負担金 | 端末返却で69,800円毎月の支払額3,034円/月 | 端末返却で77,800円毎月の支払額3,382円/月 | 端末返却で87,800円毎月の支払額3,817円/月 |
SoftBank | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 183,600円 | 201,600円 | 226,800円 |
新規契約 | |||
負担金 | ▼13ヶ月目に返却84,150円▼25ヶ月目に返却95,520円毎月の支払額4,290円/月 | ▼13ヶ月目に返却89,190円▼25ヶ月目に返却104,880円毎月の支払額4,710円/月 | ▼13ヶ月目に返却96,210円▼25ヶ月目に返却117,960円毎月の支払額5,295円/月 |
機種変更 | |||
負担金 | ▼13ヶ月目に返却84,150円▼25ヶ月目に返却95,520円毎月の支払額4,290円/月 | ▼13ヶ月目に返却89,190円▼25ヶ月目に返却104,880円毎月の支払額4,710円/月 | ▼13ヶ月目に返却96,210円▼25ヶ月目に返却117,960円毎月の支払額5,295円/月 |
のりかえ | |||
負担金 | ▼13ヶ月目に返却62,166円▼25ヶ月目に返却80,864円毎月の支払額2,458円/月 | ▼13ヶ月目に返却67,206円▼25ヶ月目に返却90,224円毎月の支払額2,878円/月 | ▼13ヶ月目に返却74,226円▼25ヶ月目に返却103,304円毎月の支払額3,463円/月 |
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 159,900円 | 174,900円 | 194,900円 |
最適な容量の選び方は?
容量はほとんどの人が128GBで十分だと思いますが、写真や動画をたくさん撮る人には256GB以上をオススメします。現在使っているスマートフォンの容量と使用済みの容量を確認して決めましょう。以下の手順で確認できます。
- Pixelの使用済み容量を確認する
- Pixelの設定画面を起動
- 「ストレージ」に進む
- 使用済みの容量とPixelの合計容量を確認する
デザインとカラー
Pixel 9とPixel 9 Proは、どちらもフラットで画面周りの黒いフチ(ベゼル)の幅が均一化されたスタイリッシュな新デザインを採用しています。
素材はどちらもアルミフレームと強化ガラスですが、仕上げには違いがあります。
Pixel 9はマット仕上げのメタルフレームとポリッシュ仕上げでツヤのある背面ガラスの組み合わせ。Pixel 9 Proはポリッシュ仕上げのメタルフレームとシルクのようなマット仕上げの背面ガラスの組み合わせで、より高級感のある質感です。
カラーバリエーションはPixel 9がWintergreen、Peony、Porcelain、Obsidianの4色。Pixel 9 ProはHazel、Rose Quartz、Obsidian、Porcelainの4色から選べます。
大きさと重さ
Pixel 9とPixel 9 Proは、本体の大きさも画面サイズも同じです。
幅は72mmのため片手でも操作できますが、少し大きいと感じる人も多いと思います。
重さもPixel 9 Proが1g重いだけなので、軽さや大きさでどちらを選ぶ必要はありません。ちなみに、どちらも200gに近いため長時間の操作ではてや手首が疲れやすいと思います。
ディスプレイ
どちらも有機ELディスプレイを搭載。表現力に関わるコントラスト比やHDRも同じです。
映像のきめ細やかさを表す画素密度には差があるものの、人間の眼で違いがわかるレベルを超えています。
違いは「リフレッシュレート」「明るさ」「画素密度」にあります。
画面のなめらかさを表すリフレッシュレートは、数値が高ければ高いほど対応する動画やゲームの映像、画面のスクロール、アニメーションがなめらかに表示されます。
Pixel 9のリフレッシュレートは60-120Hz、Pixel 9 Proのリフレッシュレートは1-120Hzのため、なめらかさは変わらないものの、消費電力はPixel 9 Proの方が優れています。
画面の明るさは、Pixel 9のピーク輝度が2700ニト、Pixel 9 Proのピーク輝度が3000ニトでといった違いがあります。日差しの強い屋外で利用する場合は、Pixel 9 Proの方がくっきり表示されます。
画面のきめ細やかさに影響する画素密度は、Pixel 9が422ppi、Pixel 9 Proが495ppiです。数値上はそれなりに違いがあるものの、肉眼ではっきりとした違いは出ないと思います。
カメラ
最も大きな違いはカメラです。
Pixel 9は広角と超広角の2つのカメラを搭載するデュアルカメラを搭載するのに対して、Pixel 9 Proは遠くの被写体を撮影するときも画質が大きく劣化せずに撮影できる望遠カメラを加えたトリプルカメラを搭載しています。
以下の表にそれぞれのレンズの違いについてわかりやすくまとめました。
広角レンズ | 超広角レンズ | 望遠レンズ |
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被写体や撮影シーンなど選ばずオールマイティに使えるレンズです | 広範囲を写せるレンズ。人間の視野よりも広範囲を写すために旅行で景色をダイナミックに撮影したり、屋内でも活躍します | ズーム機能を使って遠くの被写体を撮影できるレンズ。スポーツ観戦やポートレート撮影で便利、望遠圧縮でスマホ離れした写真も |
広角と超広角カメラはどちらも同じ性能なので、遠くの被写体を撮影することが多いのであれば、Pixel 9 Proをオススメします。
光学5倍ズームだけでなく、光学相当10倍ズーム、最大30倍の超解像ズーム、生成AIを活用したズーム画質の向上もPixel 9 Proだけ。
動画撮影でも最大20倍の超解像ズームや、新たに8KにAIアップスケーリングできるなど、動画の画質をクラウドで向上する動画ブースト、ビデオ夜景モードにも対応しています。
また、シャッタースピード・ISO・フォーカス・ホワイトバランスの調整や通常では自動で切り替わってしまうレンズの手動選択、50メガピクセルのフルピクセル撮影が楽しめる「プロ設定」も利用できます。
性能と電池持ち
スマホのサクサクな動作に関わるチップは、どちらもPixel史上最も強力なGoogle Tensor G4を搭載しています。
違いはメモリの容量でPixel 9は12GB、Pixel 9 Proは16GBです。
複数のアプリを起動して、アプリ間を行き来しながら操作するマルチタスキングの利用が多い場合は、Pixel 9 Proの方が快適。オンデバイスAIのGemini Nanoについても将来的に機能差が生まれるものと思われます。
バッテリー容量はどちらも4,700mAhで、電池持ちは24時間以上、スーパーバッテリーセーバー利用時は最大100時間と案内されています。
有線充電も同じ27W出力ですが、Pixel Stand 2を利用したワイヤレス充電においてはPixel 9が15W、Pixel 9 Proが21Wで充電時間にも差が生まれます。
温度センサー
Pixel 9 Proには、非接触の温度センサーが搭載されています。
温度センサーを使うと哺乳瓶の温度やペットボトルの温度などを測定できます。米国では体温も測定できますが、残念ながら日本では利用できません。
まとめ:Pixel 9とPixel 9 Proどっちを買う?
Pixel 9とPixel 9 Proは、フラットな形状でスタイリッシュになった新デザインのボディに、Google Pixel史上最高性能のTensor G4、さらに明るくなったActuaブランドのディスプレイ、識別速度が50%も向上したディスプレイ指紋認証を搭載。昨年に続いて7年間のアップデートに対応しています。
Pixel 9 Proが明らかに優れているのは、画面の明るさ、消費電力に優れたリフレッシュレート、望遠圧縮によってスマホ離れした写真が撮影できる望遠カメラ、メインカメラクラスの高画素センサーを搭載したフロントカメラ、遠くの被写体もくっきり撮影できる動画撮影、用途が限定されている温度センサーです。
屋外でアクティブにスマホを利用する人や、スポーツ観戦や子どもの運動会などの撮影、より綺麗な動画撮影を楽しみたい人にはPixel 9 Proがオススメです。
カメラやより明るい画面、温度センサーに魅力を感じず、31,000円も安い価格に魅力を感じるのであれば、Pixel 9を選んだほうがいいでしょう。浮いたお金に少しプラスすることで、52,800円のPixel Watch 3を購入することもできます。
- いつでもカエドキプログラムの負担金は、24回払いで購入後、23ヶ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
- スマホトクするプログラムの負担金は、24回払いで購入後、13カ月目~25カ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
- 新トクするサポート(プレミアム)の負担金は、48回払いで購入後、13ヶ月目に特典利用を申し込みと機種返却が条件です。あんしん保証パックサービスおよび早トクオプション利用料の支払いも必要です。
- いつでもカエドキプログラム+の負担金は、24回払いで購入後、特典利用の申し込みと機種返却が条件です。smartあんしん補償および早期利用料の支払いも必要です。
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